進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「辞めろ」と脅されたら「辞める」と脅して楽な仕事を勝ち取れ

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ブラック企業で上司から「やる気が有るのか」と聞かれて「あんまりない」と答えると「それなら辞めろ」と言われたことが有る。僕は「それなら、辞めます」と返事をすると「辞められたら困る」とさっきまで「辞めろ」と言っていた上司が退職を止めてきたことが有る。
それ以降の会話では、形成逆転して言いたいことを言っても何も反論されなかった。
もし、上司から「それなら辞めろ」と言われて「退職だけは勘弁して下さい。何でもします。」なんて言えば、一方的に理不尽な要求をされていただろう。「残業はしろ」と言われ、何時間でも残業をさせられていた。仕事も無駄に任されていただろう。
給与が上がらないのに、仕事をどんどん押し付けられる。一度引き受けたら、最初から自分の仕事であったかの様に扱われていたはずだ。
「辞めても良いか」と思いながら仕事をしていて良かった。「辞めれない」と思うとそこを利用されてやりたい放題される。社畜の世界はまるで野生の世界だ。


僕が特殊な方で普通の労働者は簡単に仕事は辞められないと思っている。フルタイム労働しても給与は安い。私生活で人並みにお金を使っていれば、手元にお金が残らない。辞めれば数カ月で経済的に困る。
それを見越して「辞めろ」と言ってマウントを取ろうとしている。やり方が姑息だ。やる気を出して欲しいなら、給与を上げて引き出すべきだ。それなら納得して頑張れる。上司も給与が上がり得をする。
退職で脅して、やる気を出させるやり方は、経営者側が一方的に得をして労働者は損する。上司も同じだ。
そうならない様に「辞めろ」と言われたら「辞める」と言ってマウントを取らせない。いつでも辞めれると意思表示することで逆に有利な立場を取る。
辞めると意思表示すると、出世は難くなるだろう。それでも、消極的に考えないでいい。


辞めろと脅して、やる気を出させる企業は大体ブラック企業である。労働に対しては給与で報いるべきだが、それが出来ていない。やる気が有っても無くても給与が変わらない。
給与が変わらないなら、気楽に働いて残業はしない働き方が得になる。
給与で報いる会社なら、やる気を出した分、給与が上がるので、やる気を出して働かれても会社は得しない。それなら、やる気は無くても有っても良いと考える。
「辞めろ」と脅している時点で昇給は少ない。やる気を出しても給与が変わらない職場である。
昇給が少ないブラック企業は、慢性的に人手不足である。退職者は出るし、求人を出しても応募者が少ない。経営者からすると、退職者を出したくない。
退職者を出さない為に、上司に圧力を掛けている。部下が辞めると評価が下がったり、退職者を沢山出すと、降格される。もしくは、望まない部署に異動なんてことも有り得る。
社畜している人からすると、評価が下がることなんて蚊に刺されるよりダメージが少ない。しかし、上司は存在意義が会社での評価だと思い込んでいる。評価が下がると精神的なダメージは大きい。
ついでにボーナスも僅かながら下がる。余裕のない生活をしていれば、経済的なダメージも有る。
なので、辞められると困るのは上司の方である。


「辞めろ」と脅されたら「辞める」と言って逆に脅してやればいい。ついでに「楽に仕事がしたい」と要求してみるのも有りだ。
要求が通らないなら「辞める」と言って要求を通していこう。辞められると困るのである程度は要求を呑む形で話が進むだろう。
本当に辞めることになっても、人手不足のブラック企業なんて世の中にいくらでも有るので同じ条件での再就職なんて簡単だ思って、交渉すればいい。
また、上司から「辞めろ」と言われて辞めるので会社都合の退職する。会社都合の退職は税金や社会保障の面で有利になる。スムーズに次に進める。


ブラック企業では「辞めろ」と言われたらとりあえず「辞める」と答えて話を進めるべきだ。