失業保険を満額受け取る前に就職したら再就職手当なるものが受給される。
この再就職手当は要件を全て満たさないといけない。
１，給付日数が3分の1以上あること。これは分かる。もう日数が残ってないのに申請されても僅かな額しか支給されない手続きするコストの方がかかりそう。
２，1年を越えて勤務することが確実であると認められる。どうやって証明するのって思ったけど雇用期間が1年以上あればいいみたい。例えば半年の期間工とかならダメなんだろう。
ここからが早期就職を応援しているのと思うところ。
３，待機満了後の就職であること。自己都合なら2か月間の待機期間が有る。その場合って、2カ月以内に就職されたら受給できない。
４，離職理由による給付制限を受けた場合は、待機満了日後1カ月については、ハローワーク等または許可、届け出のある職業紹介事業所等の紹介により就職したものである。早期就職して欲しいなら制限を設ける必要はないと思う。
５，同じ会社に就職した。これは、ブラック企業だったら1年ごとに退職、就職を繰り返して受給するなんて有り得そうだ。
など
早期就職して欲しいなら、要件なんて儲ける必要はない。決まったら再就職手当は満額支給するべきだと思う。
相当条件の良い就職先が見つかって、なお且つ仕事を続ける自身が無い限り、失業保険は欲しいだろ。
働かずにお金が貰える。厳密には就職活動しないといけないけど、月に2回すれば認定される。応募書類送るだけでもハローワークで相談するだけでも就職活動扱いにされる。時給換算したら相当高い。しかも、楽できる。
殆どの人は、待機期間が有ると思う
会社都合で退職する人は少数だと思っている。殆どが自己都合で辞めている。
自己都合とか言いつつも会社側にも問題がある場合が殆どの筈。会社に問題が無ければ、退職してすぐに就職活動するとかどー考えても可笑しな行動している。
大抵の人は、長時間労働を強要されたり例えば、1日8時間労働で契約しているのに10時間以上の労働をせざるを得ない状況にされるとかパワハラを受けたけど証拠が取れなかったとかで辞める人が多いじゃないかと。
ほぼ会社理由じゃないと思える状態で辞めても自己都合になる。
仮に自己都合の中には、すぐに就職活動したい思っているとして、再就職手当が貰えないと考えると就職活動控える人も出てくる。
冷静に考えたら働きたくないから、少しでも損するなら就職活動したくないのが自然だと思う。
それに加えて、再就職手当って一括支給される利点が有るが、何故か3割引きにされて支給される。場合によっては4割引きになることも。
早く就職決めました。失業保険3割引きですと言われたら損した気になる。
見方によっては、失業保険って90日まてば3割増える資産よ。今受け取ったら35万円だけど3カ月後なら50万円って相当利率高い。
失業保険の仕組みを見ていると、本当に早期就職応援しているのか疑問に思う。
早期就職応援する気なら待機期間とか関係なく早期就職したら無条件で再就職手当支給したらいいのに。
何なら3割増し支給でも良いと思う。
働いたら、保険料を納める側になるのだから、割り増しで払っても損はしない。
