進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

代わりが居ないと休めない企業はブラック

代わりが居ないと休めない企業がいまだにあることが不思議で仕方が無い。こうした職場は、間違い無くブラック企業である。

 

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写真を見て思うことは、安心して働けない企業である。優しさが全く感じられない、厳しさしか感じない。
言い方を返ると、代わりが居ないと強制労働させられることになる。強制的に働かさせるなんて現代では、罪を犯して労働をすることで償いをしている囚人と同じである。
囚人と同じ扱いをされる「優しい職場」と書いているなら、刑務所に収監されている囚人も優しい職場で働いていることになる。
強制労働は、法律で禁止されているので、「優しい職場」でなく、正確には「違法な職場」と書くべきだろう。


そもそも、何らかの理由で労働者が抜けたときに代わりを見つけるのは管理職以上の人の仕事である。労働者の仕事でない。
労働者に代わりを見つける様にお願いをすること自体に問題は無いが、代わりを見つける必要は無い。代わりが見つからないから強制的に働かされることが有ってはいけない。
繰り返すが、強制労働は違法である。
代わりが見つからないなら、管理者としての仕事が出来ない人なので、自身が抜けた人の代わりをすればいい。


一端の雇われの労働者が抜けた位で代わりを探せという職場は、常に人手不足であることが多い。人手不足を解決することは職場の問題であり労働者にとって関係が無い話だ。人が抜けても人員を用意するのは職場の仕事である。
人手不足に陥るのは、時給が安すぎるから働きたいと思う人が居ないだけだ。
クルーを募集しているファーストフード店の求人を見たことが有るが、ほぼ最賃であった。最賃で働きたいと思う人は居ないので、当然人手不足になる。人を確保する気が有るなら、もっと高い時給を出すべきだ。
現状だと、時給が安い労働者が休む時に代わりを探せと言っている。最賃しか出さないのに、多くを求め過ぎである。時給が低くて、人手不足の職場は激務である可能性が高い。それに伴い人が辞めて更に激務になりの負の連鎖が起こる。

 

「人手不足により人が1人でも休めば店が回らないから出てこいや」と言いわれる。一応、代わりを見つければ休めるとされるが、最賃で休日を潰してまで、働きたいと思う人は居ない。
存在しない代わりを見つけろと言っている様なもので、言い換えれば「絶対に出てこい」と言われているようなものである。結果的に強制的に労働させている。
給与を上げずに最もらしいことを言って労働者を強制的に働かせる職場は、確実にブラック企業である。
最賃で働かせて、拘束している時間の端数をカットして、最賃を割る時給で働かせていたりする。労基法に関心が無い労働者をだまして違法な職場で働かせているのでないかと思う。


ブラック企業では、労基法を理解していながら、意図的に違法な働かせ方をして、利益を得ているのでないかと疑われることを平気でしている。
ばれたとしても、言い訳して誤魔化せる位の気持ちでいるのかもしれない。


代わりが居ないと休めない職場は、ブラック企業である可能性は高い。
労基法は最低限守らないといけないものなである。それすら守れない職場では、真面目に働く必要が無い。
休む際に代わりを見つける必要も全くない。
代わりを見つけるのは、管理職になって十分な報酬を貰っている人がすればいい。もし、管理職でありながら報酬が安いなら。その人も代わりを見つけてまで店を、回す必要は無い。
労働者に少ない給与しか払わないなら店が回らなくてもいい。人手不足により客に早くハンバーガーを提供できないなら、スローフードに名前を変更すればいい。
それなら、客は待たされても文句は言わない。