進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

新卒至上主義なんて無ければいい

新卒至上主義とは、新卒なら大した能力や経験がなかったとしても人気企業に就職できるプラチナ切符的なもの。僕は降りるところを間違えて、安月給の中小企業に入社したが。
僕の時は、大学3回生の夏ごろから就職を意識し始めて、インターシップに参加しだす。秋ごろに就職セミナーに参加したり、合同企業説明会に参加し始める。4回生になると筆記試験や面接が始まる。友達との会話は就職の選考進行についての話が主になる。友達に内定が出だすと、自分も何とか内定を取らないといけないと焦りだす。


就職活動してる学生で本当に就職したいと思っている人は何割くらいいるのだろうか。ほとんどの人は、本当にしたい仕事がなく就職もしたくないのではないだろうか。
ただ、周りの学生が就職希望しているから流されて進路を決めていると思う。少なくとも僕はそうだった。


特にやりたいこともなく、卒業したら就職するもんだと思い込んで仕方なく就職活動を始める。
とりあえず就職したいと思える会社を見つけて、志望動機をでっちあげて、自己PRも会社が好みそうなものを作り上げて、何とか内定を取ろうとする。
このような就職活動をするから、マイナーで地味なものしか作っていない中小企業でも「弊社で、何がしたい」とか聞いてくる。
就活生に「弊社で、何がしたい」と聞き始めたのは、景気がいいころのソニーだったと思う。
僕は「弱小中小企業が同じこと聞いてくるな、御社の製品何を作られてましたか?」なんて言えずに当たり障りなさそうなことを言ったと思う。

内定が出たとしても、したくない仕事を最低でも週に5日することになり。それが40年以上続く。僕はそんな状態は異常だと最近思うようになった。

こんな状態になる原因はいくつかあると思うけど、一番大きなものは、新卒至上主義だと思う。卒業年ごとに振り分けられる、就職浪人するほど不利になる。
このハンデを補うほどの経験やスキルを身に着けるのは困難なので、好きなタイミングでの就職ができない仕組みになっている。
だから、新卒で何とか就職しないといけいから無理にでも就職活動して、内定を取るしかない。


新卒至上主義なんて就活生に害しかない。
こんなものがあるから、大学3年生の半ばから就職活動のような茶番をしないけなくなるし、一度やめると今以上にいい会社に入れなくなる考えるから辛くても限界まで我慢してしまうと思う。
就職なんて卒業してからでもいいし、必要に応じてするものになって欲しい。

昔なら企業側としては、他の企業を知らずに入って来るから洗脳しやすい利点があったかもしれないが、今はネット上に情報が溢れているのですぐに洗脳が溶けてしまうと思う。

だから、新卒至上主義は無くなればいい。