「クイズ全問正解で有休取得」支店長を処分へを読んだ。
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このニュース内容について調べると下記のようなものを見つけた。
クイズを出された従業員：「正直、これを正解すれば有給休暇が取れるんだと、取るチャンスがもらえるんだと正直、思いました」
ジャパンビバレッジの従業員4人によりますと、おととし5月、支店長は「有給チャンス」というクイズを部下に出し、そのクイズに不正解だと有給休暇を取得させなかったということです。従業員側は17日に会社側に説明を求めました。
従業員側：「今、現時点で事実として認めるか認めないかお答え下さい」
会社側：「こちらとしても初めてこうやって目にしますので」
交渉の場にはクイズを出したとされる支店長も参加する予定でしたが、欠席しました。今回の件についてジャパンビバレッジは現在、調査中としたうえで、「労使の主張は隔たりがあるが、今後も誠実に団体交渉を行っていく」としています。
もう、何を言っているのか訳が分からない。
この支店長は、クイズを出す前にまず、労働に関する常識を学ぶべきだ。支店長は、アルバイトまで降格しても誰も不満に思わないだろう。
有給取得をする理由を聞いてくる上司がいて、内容によって却下しようとしてくるかもしれないが、本来であれば有給取得に理由は必要ない。
有給を使えないような職場は、労基法違反している。法治国家では事業をしない方がいい企業だ。
有給取得すると休みながらその日の給与が貰えると考える人がいるかもしれないが、お人好しだとしか思えない。
経営者は、有給を全て取得したときに支払う給与を設定している。有給取得をしないことはタダ働きしているだけだ。
労働に関しては、企業にとって都合がいいことばかり教えられているので、有給というのは使わせてもらえるものと認識している人が多い。
本来なら、使わせてもらえるものでなく労働者が使うもだ。
会社に対して「この日に有給を使わせて頂けますか？」なんて言うこともあるが、これは従業員が気を使って言っていると考えるべきだ。
本来なら、「この日は用事があるから有給を取る」と言ってもいい。従業員が有給を取る場合は、会社側が調整するものだ。
繁忙期で取れないとしても、取る日を変更して取れるようにするのが、本来の有給休暇である。
仮に、クイズを出す何ら「その日は繁忙期で取ることが出来ないので、申し訳ないが、有給を取得するなら来週か再来週になる。どっちがいい」となる。
なのに「これを正解すれば有給休暇が取れるんだ」なんて言っている支店長は、常識を知らないことを周りに言っているだけで恥ずかしい。
こんな常識のない人を支店長にしたジャパンビバレッジもみっともないといしか言いようがない。
色んな会社の話を聞いていると、中間管理職が邪魔をしてくる所が有る。
何度も言うが、有給は会社側は拒否できない。できたとしても日にちの変更しかできない。
にも関わらずに、中間管理職が有給取得を妨害するのは、部下の有給取得を妨害することで「有給取得を妨害して、俺会社に貢献してる」と勘違いしているのだろう。
中間管理職なんて、ただの雇われの従業員と変わらない。にも拘わらずに経営者からは、経営者側として働かされている。少しばかり多い給与を貰う代わりに上からも下からも板挟みになる。
経営者の様に働く時間を決めることが出来ないし、会社のお金で自分が普段使うものを買うこともできない。例えば、経営者であれば自分しか使わない車を会社のお金で買えるが、中間管理職は通勤車両でも自分の給与で買うことになる。
本当に、経営者にいいように使われているだけで、実質的には、従業員と変わらない。
有給取得を妨害しても、中間管理職は嫌われるだけで、もし利益が出たとしても、経営者が儲かるだけだ。有給取得を妨害することで、中間管理職が有給が取りにくくなるだけで、自分の首を絞めているだけだ。
ただのマゾプレイでしかない。
クイズ形式で正解すれば使わせるとか十分おかしい。有給取得を妨害してくるという時点でその会社は異常だ。
有給なんてのは会社に伺うものではなく従業員が使える権利なのでそれをどうこう会社がする権限なんて無い。
取得を妨害する会社は、ブラック企業である可能性が高いので、会社に尽す必要が無いので、うまく利用をするつもりで働けばいい。
辞めたとしても、次はもっといい会社に就職できる可能性が高いと思う。
