進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

義務にして貰えないと有給が取れないのは情けない

来年度から、有給休暇取得が義務化されるようである。5日の取得が義務づけられるとのことだが、こんな義務が出来ることは恥だと思う。
有給が取れないブラック企業に勤める人からするとありがたいかもしれないが、5日しか有給が取れないと考えている労働者は、情けない。
有給は最低でも、1年に10日は付く、最大で20日は付くものである。5日だと、有給が半分から、4分の1しか取れない。
こんなことで満足しても良いはずがない。
そもそも、有給なんて取る理由はいらないものであって、企業側は取得拒否は出来ない。出来ても取得日の変更位である。
変更するにしても、繁忙期で忙しいくらいの理由では、労働者に変更をお願いすることは出来ない。
労働者の給与は、有給を全て取得する前提で決められている。有給を取ると働かなくても給与が出るわけでない。むしろ逆で有給を使わずに消化されてしまうと、消化された日数分のタダ働ききされている。
有給を取って、働かなくても給与が貰えると思っているひとは、お人好しにも程がある。そんなことを、経営者がさせるわけが無い。ブラック企業の経営者は、どうやって従業員を安い給与で長時間使うことしか考えていない。


こんな労働環境であるのに5日程度の有休を自分の力で会社からもぎ取れない、労働者の権利意識の低さに、呆れてしまう。
こうして最後にはお国に何とかしてもらってる状況では日本の労働者の未来は暗い。
有給なんて取ればいい、上司に有給の取得拒否はできない。有給の取得を拒むような無知な上司がいるなら、メモで〇日は有給取得しますと伝えればいい。

仕事は間に合うのかなんて労働者が気にすることでない。仕事を間に合うようにするのは、経営者の仕事である。
自分の仕事が立て込んでいて納期が間に合わないと責任を感じて、休めないなんて考えるのは自意識過剰でしかない。
雇われでしかない労働者には、何の権限も無い。会社側も頑張らせる為に期待しているかの様に思わせぶりなことを言うかもしれないが、本当に期待はしていない。
給与を見ればわかる。本当に必要なら高い給与を支払う。お金が理由で辞められたくないからである。
ただの雇われに過ぎない給与しか貰っていないなら、会社は期待していない。ただ、労働者を安く使いたいだけである。

会社も有給を使わず仕事を頑張る従業員を見て、うまく利用できたと喜ぶだけである。
一端の労働者に対する給料しか払っていないのにも関わらず、自分で勝手に管理側の責任まで背負った気になって「仕事が回らなくなる」と有給休暇を使わず消滅させる。
こうなると、経営者にとって都合良く利用されているだけである。

労働者は、ただの雇われでしかないので、当然の様に有給は全部取得するべきだ。
それなのに、5日程度の義務化で喜ぶ人は、企業にうまく飼いならされている。政府がこういったことに介入することは、飼いならされている人は、多くいるのだろう。
飼いならされて人が多くいるから、ブラック企業が繁栄してしまう。
本来なら、自分が働いている職場環境を良くするのになぜ国の力を借りずに自分でやるべきである。

海外では、労働に関する法律が改悪されただけで暴動が起こっている。日本人も少しは見習うことで、ブラック企業が減るはずだ。もう企業に飼いならされるのは辞めて欲しい。

有給が取れない企業の経営者は、従業員を安い給与で長い時間働かせて、自分の利益を得ることしか考えていない。
それなのに従業員は、勝手に管理側の責任まで取って行動しようとしている。例えば、詐欺師相手に、自分の資産を自ら差し出すような行為である。
有給が取れない企業では、自分の利益を第一に考えて行動すべきでないだろうか。
まずは、有給休暇は自分の力で取り、自分で自由を得る行動を行うことから始めよう。

 

今回の5日の有給休暇取得義務化によって自分が勤めている企業か従業員から利益を搾取しようとしているか分かる。
社内カレンダーに有給取得日が5日未満なら、論外のブラック企業である。
有給取得日が5日なら、規制だから仕方なく有給取得日を取っているブラック企業である。最低限の規制を守ればいいと考えている企業に勤めている人は、最低限の仕事だけしよう。
決して、自主的に仕事をしたり、新しいことに挑戦してはいけない。結果的に利益を出したとしても、利益が本人に還元されることは無い。
これを期に、有給取得率を100%にする企業では頑張る価値が有るかもしれない。