進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事ができない人のほうが得

仕事をしていると、当たり前の様に残業があり、強制的に有給取得ができる日が無い会社でも、毎日定時帰宅、年休全て消化というとんでもないホワイトな生活送ってる従業員がいる。
その人は、仕事ができるから定時帰宅と有給取得が出来ていると思われるかもしれないが、実際は、仕事出来ない認定されて1年目よりも少ない業務量の人である。
このような人であっても給与は他の人と同じ位貰っていることも有る。他の人より休日も多いのでプライベートが充実させることもできる。


こういうことは、他の職場でも起こっていると思う。
仕事を頑張って成果を出して利益を出したとしても、その分給与が増えることが無い。日本の職場では、仕事の評価方法が狂っている。
仕事を多くこなせる様になり、利益を出したとしても、もっと仕事をして利益を出すことを求められるだけだ。利益を上げたとしても給与が増えるわけでもない。
給与は増えないのに仕事量だけ増えるので、休日が増えないし、残業が増えるだけだ。
残業が当たり前のようにある会社では、効率良く仕事をこなして空いた時間に別の仕事を振られるだけなので、残業が減ることもない。
休日出勤がどうしても嫌で平日に仕事を頑張ったとしても、仕事を増やされて休日出勤することにもなる。
仕事を多くこなすことが出来れば本来はお金で支払われるべきなのに、何の実利もない「やりがい」で報酬が支払われたりする。このやりがいとは、具体的には、より責任が重たい仕事を任されたり、仕事の量を増やすことを指す。
仕事が好きで、仕事以外にやることが無い人にとっては、恵まれた環境かもしれない。
しかし、それ以外の人にっては、仕事を多くこなす利点が無い。例えば、仕事でゴミ処理を頑張ったのに、報酬としてゴミが貰える見たいなもので、結果的に拾ったごみを持って帰れされている様なものだ。


逆に仕事ができないと、仕事が振られることが無い。
仕事は、難しいものがあるので、仕事ができないとそのような仕事を振られることが無い。また、仕事というのは納期やノルマが有る。
職場全体で見れば期限までに全部やっておかないといけないという事はあるが、これを仕事が出来ない人間に任せてしまうと会社としては納期とかに間に合わないんで仕事を押し付けられることってない。
仮に仕事のできない人間に割り振ってしまい、結局は出来なかったなんて事になれば会社や管理職の責任になる。そうならない為にも、仕事ができない人に仕事を振らない。
結果的に仕事が出来る人間に集中してしまうので、仕事を多くこなしているのに昇給が少ない会社では、給与が変わらないので相対的に損をする。

 

本来なら仕事に対しては、給与を上げたりすることで報酬を支払うことが当然である。
経営者は、どうしても給与を支払いたくないのだろう。仕事の報酬を、やりがいに置き換えて給与を安く抑えいる。
このようにごまかして給与を支払うことで、さぼっていても同じ位の給与が貰えて、有給取得ができるのでプライベートの充実もさせれるといったことが起こっている。
仕事が好きでない人にとっては、さぼる方が得をする仕組みになっている。
給与を不当に安く抑えようとしたツケが回ってきているだけだ。さぼる人が得をする以外にもこのようなおかしなことが起こっているのではないだろうか。
仕事に合った給与を支払わないと、ツケが回って経営者に返ってくる。