進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

他人を儲けさせる為に頑張りたくない

雇われ仕事は他人を儲けさせる為にしていると思う様になった。仕事で努力をした結果、利益が出たとしても従業員に還元される事が無い。
職場を見ていても、仕事が出来る人とそうでない人の給与に大差が無い。こうしたことは意図的に起こされているのでないかと思う。

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経営者は仕事は「やりがい」の為とか「顧客第一の精神」と言っている。この「やりがい」を感じたり、「顧客を満足させる」ためには、必死に仕事をするべきだと主張している。
仕事を頑張っても「やりがい」や「お客様が満足」が有るから給与なんて2の次であるかの様にされる。
一方で、経営者は利益が出たら自分が儲かる仕組みにしている。おまけに節税までしている。
経営者の報酬は、株式配当で出すようにしている。株式配当だと所得税が20%になっている。仮に1億の配当金を得たとしても税金は20%なので、所得税より税率は低い。


職場では、経営者の言うことを鵜呑みにして必死に仕事をしている人が居る。会社で仕事を必死にしても、自分の給与が上がることは無い。
従業員が努力して利益を出したとしても、経営者が儲かるだけである。従業員が最大限に能力を使っても、他人を豊かにするることに使われることは馬鹿らしい。
いくら、仕事で従業員が能力を上げようが、結果的に成果は好きでもない経営者が持っていくことになる。


好きでもない他人を儲けさせる為に、仕事を頑張りたくない、やるなら自分の為にしたいと考えることが当然だと思う。
従業員目線で仕事をすると、仕事は最低限すればいい。残業するとしても自分が生活に必要な分だけ稼いで帰ればいいはずだ。
余った時間と体力は、副業を育てる、趣味や好きなことの勉強に使えばいい。こうした働き方が従業員にとって利益になる。
従業員は、自分たちが利益を考えて仕事をすればいいはずなのに、なぜか、経営者を儲けさせる為に、必死に働けるのか理解できない。
酷い職場では、プライベートを犠牲にして、仕事をしている人も居る。それだけでなく、経営者目線を持って働いているせいか、同僚や部下までプライベートを犠牲にして仕事をさせるようとしている。
そんなことをしても、社畜をしている本人も同僚や部下も報われることは無い。


仕事の能力を伸ばす為に、資格を取ることを強要されることも有る。職場でしか使えない資格であっても、自分の為に取るから就業時間内に勉強や実技練習はしてはいけないと言われる。
自分の時間を使って、勉強して資格を取ったとしても数万円の手当が1回ついて終わりなんてやる気が出ない。落ちれば、受験料は自腹になる。
資格を取る為に勉強した時間分、残業した方が貰える金額が多くなるので、資格を取ることは割に合わない。資格を取ることは、リスクは有るが、リターンは無い。
資格をとっても利益が無いのに、自主的に取ろうとする人が居る。いったい何が、彼らを突き動かすのか分からない。
本当に資格を資格を取らせたいなら、毎月資格手当が付く仕組みにして、みんなが資格が取りたいと思える金額まで徐々に上げていけば、他人の様に働きたくない人でも取りたいと思う。


他人に過ぎな経営者を儲けさせる為に働いても、報われることは無い。経営者にうまく利用されているだけかもしれないので気を付けた方がいい。
「やりがい」や「客が喜ぶ」ことに何の意味もない。こういったものは、経営者が儲ける為に利用されているものに過ぎない。
従業員にとって仕事の対価は、お金以外にない。
お金が出ない仕事をすることは出来るだけ避けよう。会社に尽すにしても給与分にと留めよう。