進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

外国人労働者を受け入れ拡大する前にすることが有るだろう

外国人労働者の受入を拡大するみたいだ。

headlines.yahoo.co.jp


今の日本では失業率が2%台前半でこれは最低失業率でこり以上下げることが出来ないとされているので、人手不足が起こる。
だから、外国人労働者を受け入れるのは考えが浅はか過ぎると思う。


僕は、人手不足は起こっていないと考えている。海外の製造業大国である国でも日本より少ない人口で仕事をこなしている。
人手不足が起こっているなら、残業を無くして給与を上げれば解消するだけの話で、相当頭の弱い経営者で無い限りそんなことは知っている。
求人を眺めていると、安い給与で長時間労働の求人がいっぱい有る。人手不足ならこんな求人は無くなるはずだ。
残業が無くて、年間休日が120日以上で、平均年収ほどもらえる求人は直ぐになくなるし。
そういった求人を出している企業の面接を受けた際に経営者も「思っていた以上に応募がきて困っている」といっていた。
人手不足とは建前で、実際には安い給与で長時間働く労働者が欲しいだけだろう。要するにブラック企業で働く労働者が不足している。
そこで何も知らない外国人労働者を、働かせようとしているのだろう。
外国人労働者を受け入れて安い給与で働かすことで、人手不足が解消するとは思わない。
日本で労働することは社蓄になることである。外国人労働者との価値観とのミスマッチが起こる。
高度な社蓄教育を受けている日本人ですら、逃げ出す職場が多いのに外国人労働者がおとなしく仕事に従事するとは思えない。
安い給与で長時間労働に耐え切れず、ブラック企業から脱獄する労働者も出る。不満を上司に伝えてもめる人や、酷い場合は犯罪を犯す人も出る。
これらのことが起これば余計な仕事が増える。
社蓄文化を無くして仕事に関する価値観を世界基準にすることが先だと思う。

外国人労働者を受け入れる前にすべきことがある。
労働力には限りがあるので有効に利用する。
サラリーマンをしていると、無駄な仕事がいっぱいある。
意味の無い会議、社内の発表会、忘年会などのイベント、経営者のきげん取り、ミスが起こった時の反省文、強制的にさせられる改善提案意味の無い説教など。
末端で働く僕でもこれだけ気が付くのでもっと有る。

会社での無駄な仕事を無くしても、人手不足が解消されないなら、ブラック企業を人手不足倒産に追い込む。
人を集めることが出来ないブラック企業を潰せば、労働力の有効活用が出来る。
人手不足に陥れば、給与を上げて解消する。給与が上げられないブラック企業は、金儲けが出来ない社会に不要な企業だ。
お金は、人気投票でどこに行くか決まる。必要とされるサービスや物を提供していれば自然と集まる。
例えば、スマホの大手キャリアの料金は海外よりも高いとされているにも関わらず、お金が集まってきて、利益を出し続けている。
中には、儲からないが必要とされている仕事をしているなんて言う経営者がいるかもしれないが、
それなら、従業員に十分な給与が払えるだけの利益が出る価格設定にすればいいだけの話で、それが出来ないなら潰れる。
人を集めることが出来る程の給与が払えないのは、必要とされていない仕事をしているからである。
こうした、ブラック企業を人手不足倒産に追い込むことで、貴重な労働力が他の会社に流れるはずだ。
ブラック企業が無くなると、求人の給与も高くなる。

今の労働環境のまま、外国人労働者を受け入れの拡大する行為は、
穴だらけのバケツに水を入れて溜まらないので、近所の家の水道を借りて水を入れようとしている事と同じだ。
水を入れる前に穴を防ぐのが先だろうという話だ。


外国人労働者の受入を拡大する前に。会社での無駄な仕事を無くすことが先、ブラック企業を潰すことが先、社蓄文化を無くすことが先である。
いろんな手順を飛ばして、外国人労働者を受け入れても人手不足は解消されない。それどころか労働環境の悪化する。
労働力が増えれば、給与を上げる必要が無くなる。給与は安いまま上がることが無い。
必要の無い仕事をしているブラック企業が残り、労働者を苦しめる。