進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

有給を取れない職場は、刑務所以下

労働環境を冷静に見ると、日本の会社は刑務所より休みは少ないくて一日の労働時間も長い。
仕事なんて生活費を稼ぐ手段でしかないと思っている人からすると、できるだけ休みが多いと考えていると思う。

もし求人に土日祝日が休みになっていて年間休日は120日有る。残業が無いくて、労働時間は8時間である。最低限の生活は保障される。
昼休みは必ず取れて、食事も無料で支給される。通勤時間は、徒歩で可能でほとんど時間がかからない。これだけ聞くと、ホワイト企業の求人に見える。
このホワイト企業は刑務所である。入りたいとは思わないけど労働環境だけ見ると魅力的に感じてしまう。
以前には、1日の労働時間が8時間未満だから、出所して一般の企業に就職した後は、8時間労働に耐えられないといった冗談みたいなことが言われていたことがある。
刑務所では、労働をすることで罪を償うことになっているのに、罪を犯していない人のほうが長時間労働をしているのか理解できない。


一方で、一般企業の求人条件は、休みは104日から120日くらいで、残業は、ほぼ毎日のようにある。悪いところだと過労死するほど残業させられることも有る。
昼休みは無いところもある。昼ごはんは食べれない日もあり、昼ご飯の費用は自己負担である。
通勤ラッシュで混んでいる時間帯に会社に行かないといけない。毎日のように満員電車に乗って職場に行くことも有る。通勤時間は、刑務所より長くなる。
日本の会社の労働環境は刑務所より過酷である。罪を償うために刑務所で働いている人より、会社で働いている人のほうが労働時間が長いのはおかしな話だ。

 

日本の会社は刑務所よりいい点がある。それは、有給休暇がとれるところである。刑務所では理由が無い限り仕事を休むことが出来ないはずだ。
有給休暇の日数は、一年間で最低で10日、最高で20日付くことになっている。全て取ることが出来れば、刑務所より休日が多くなる職場もあるはずだ。
有給休暇は、理由が無くても取得できる。会社側は取得日の変更はお願いできるが取得の拒否はできない。
有給休暇すると、仕事をしていなくても給与が貰えると勘違いしている人もいるみたいだが、実際は、有給は全て取得した前提で給与が決まっている。
取得せずに消化された場合は、消化された日数分タダ働きしているのと同じだ。有給休暇することを悪いことだと認識する必要もない。
にも関わらず、有給を取得することを拒否する上司もいると聞いたことがある。
有給休暇もできない会社は、労働環境が刑務所以下だと思っている。
有給を取得することを拒否すことで、有給取得を拒否した上司も有給が取れなくなるだけだ。有給取得拒否した上司も労働環境が刑務所以下の職場で働くことになる。
経営者であれば有給取得拒否することで従業員をタダ働きさせて利益を得ることが出来るかもしれないが、上司も部下と同じただの雇われであるのに、有給取得を拒否をしたところで損しかしない。
上司も経営者にうまく利用されているだけであることに気が付いて、従業員が働きやすい環境作りに協力していただきたいものだ。


急に有給を取得すると仕事が間に合わなくなるという言い分は分からないことは無い。
それなら、前もって有給取得日を聞いて置いてそれに合わせて仕事の予定を立てることもできる。
有給が付く月に、年間カレンダーを配って有給所得希望日を書かせることも出来るはずだし、その時に、都合が悪い日が有れば前持って変更するようにすれば、お互いに予定が立てやすい。

 

日本の会社では、経営者にとって都合がいいことばかり教え込まれる。大体その内容は、仕事を長時間すればいいみたいなものだ。
その結果、刑務所より労働時間が長くなってしまっている。
有給まで取得できないとなると、罪を償うために働いている刑務所の方が休日も多くなってしまう。