進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「お前の為にしている」は嘘、自分の為でしかない

職場で上司が使う「お前の為にしてやっている」とした発言が嫌いだ。「お前のため」と言いつつ、本人にとっては損失でしかない事を押し付けられる。
子供を虐待する親も良く使う手法だ。親子ならまだ通用するかもしれない。
職場では、大人同士だから、一方的に「お前の為だ」と言われても「余計なお世話だ」としか言いようがない。
「お前のためだ」と言つつ、上司から要求されることは、余計な仕事を増やされたり、私生活では全く役に立たない資格をとらされるなど、下らないことばかり。
自分の為にならない要求をされる。
例えば残業をやらせておいてお前の為とされたり。
無駄な業務を押し付けてお前の為だとなり。
下らない資格取得の勉強は労働時間外やらせてお前の為だ。
お前の為を乱用し過ぎている。何でも、お前の為をつければ、理不尽な要求が通して良いはずが無い。
結局のところ、上司の為にしかならない。
残業をさせることで、本来なら無理な納期を間に合わせて、経営者に気に入られたり。
無駄な仕事を押し付けて、自身は少しでも楽をしたり。
下らない資格をとらせることで、部下を成長させていると経営者に思い込ませたり。
当の本人は、これらをこなしても給与は上がらない。自由時間を失い。理不尽な扱いにストレスを抱えているだけである。

本当に部下の為を思っているなら、やるべきことは、本人の為になることであるべきだ。
部下の為になることは、無駄な仕事は振らない。極力仕事を振らないで定時まで暇つぶしが出来る程度の業務を振る。
大抵の労働者は、給与を得るために仕方なく自由時間を売ってお金に変えている。
仕事をする、しないに関係なく、時給で給与が決まるので、働けば働くだけ損である。仕事が少なければ、楽に稼げて、従業員の為になる。
仕事をさせたいなら、経営者の仕事量に応じて給与が上がる仕組みを作る様に要求するべきだ。
上司からすると「こんな働きをさせたら、大変なことになる」と思うかもしれないが、大変なことは起らない。
上司も一端の雇われに過ぎない。利益が出なくても給与は変わらない。
損をするのは、経営者や株主である。利益が出ないと配当は出せない。それにより責められるのは経営者である。
経営者も利益が無いのに、経費と称して私用にお金が使えない。
従業員に仕事を頑張らせるのは上司の役目ではなく、経営者の仕事である。
上司が経営者に「あなたと部下の働きが足りない」と言われたら
「私は給与が安すぎてやる気がません。部下も私の給与を見てから目が死んでます。やる気のでる給与を払って下さい」と答えたらいい。
仕事が振らたくないのは、給与不足だからである。給与が上がるなら、進んで働きたい人も出てくる。
給与が高くなれば、残業手当も上がるので、残業をしても良いかなと思える。給与が上がって初めて、仕事を振る行為が「お前の為」になる。

資格取得も要求しない。割に合わないから自主的に資格取得をしない。
自分の時間を使って、資格をとっても僅かな手当てしか付かないとなれば、取るだけ損である。
本当に「お前のためだ」と言うなら、資格が取った分だけ毎月手当てが付く仕組みを経営者から勝ち取るべきである。
資格を取るたびに、資格手当てが加算されていけば、自主的にとりたいと思える。
手当てをつく環境を用意して、後は自主的に取らせるが「お前の為」になる。

全く利点がないから、仕事をやりたがらない。長時間労働もやるだけ損した気分になる。
資格取得しても、自由時間が失われるだけ。
本当に「お前のためだ」と思って仕事を振りたいなら、経営者と戦って、高い給与を勝ち取るべきだ。