進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

残業60時間超えで「幸福度」が上昇する。そんな訳ないだろ

月60時間超えで「幸福度」が上昇すると言った調査結果が出ているみたいだ。
https://resemom.jp/article/2018/02/09/42812.html

参考記事によると
東京大学 中原淳准教授との共同研究「希望の残業学プロジェクト」による残業実態調査の結果を公表した。月60時間以上残業する人は、残業しない人に比べて健康リスクが高まる一方で、「幸福度」が高いことが明らかになった。

「希望の残業学プロジェクト」ってもっとまともな名前を付けることが出来なかったのだろうか。
健康を犠牲にして残業を60時間以上すると幸福度が高くなるなんてMの極みかな。
月60時間以上残業して幸福度が増す人はかなり特殊な性癖を持っていると思う。


僕も実際に月に60時間以上の残業をしたことが有るが、疲労だけ溜まって幸福になることは無かった。
平日は仕事以外に何も住事はできなくなる。朝仕事に出るときも今日も3時間以上の残業をすると考えると憂鬱な気分になる。

こうしたデータは当てにしない方がいい。今回の様にブラック企業にとって都合がいいデータは猶更である。ブラック企業の経営者は、経営者と言うよりか胡散臭い宗教の教祖に近い仕事をしている人が多い。
従業員をあらゆる方法で、洗脳して都合よく使おうとしている。その一環として、ブラック企業にとって都合がいいデータを入手してくれる大学にお金を払うことで、こうしたデータを公表しているのでないかと邪推してしまう。

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この手の実態調査は当てにならないことが多い。大学の研究室では、学生一人当たりに研究費が支給される仕組みになっているが、この費用は少ないので、研究室の研究費を賄うことは困難である。
そこで、研究室の教授は、企業と共同研究をして協力する代わりに、研究費を提供してもらう。
共同研究をして貰おうとすると、企業側が期待するデータを出すことが求められる。定期的に成果を出せないと共同研究が打ち切られる可能が有り、同時に研究資金の供給が無くなることを意味する。
教授としては研究で成果を出さないといけない。研究の成果を出す為に、使われるのが学生になる。教授としては学生にやる気を出さすためには、研究成果に対して激怒することで、恐怖で学生を動かしたり。
卒業をちらつかせて、学生に研究の成果を出させようとする。学生からすると、卒業が出来ないと困るので、教授が望む研究結果を提出することも有るかもしれない。
学生が提出したデータを見て教授にとって都合がいいデータを使って資料を作成する事が有る。
教授として都合がいいデータとは、共同研究してい企業にとって都合がいいデータである。
なので、月60時間超えで「幸福度」が上昇すると言った調査結果は、ブラック企業が大学教授に「残業することが従業員にとって利益になる調査結果が欲しい」と言といわれて、でっちあげられたのでないだろうかと思う。

参考記事は、一流大学の教授が出したとする調査結果だが考察が無い。調査結果だけが書かれている。
考察は、企業にとって都合が悪いものだったから公表していないのでないだろうか。
そこで、大学教授に変わって僕が勝手に考察を書くとすれば、給与が安いから生活費を稼ぐ為に60時間以上の残業して給与が増えることで幸福度が上がったといったところだろう。

大学が出した調査結果は、信用しない方がいい。特にブラック企業に都合がいい結果は、大学教授が研究資金を調達する為に出した結果である可能性があるので、特に信用できない。