進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

お金を使うのを辞める

「お金を使うを溜めたい」くらいの気持ちが無いとセミリタイヤ資金は溜まらない。
セミリタイヤを目指いるが、無駄使いが止まらない。無駄使いするときは、クレジットカードでしている。こうすることで、いくら無駄使いしたか記録が残るので把握しやすい。
請求額を見ると、10万円を超えている。
本気で、セミリタイヤを目指している人からすると「セミリタイヤをなめている」と激怒されるだろう。

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僕はサラリーマンをしている目的の70%は給与だ。他の30%は、欲しい物を買う為だ。サラリーマンをしていると根拠は無いが安心してしまうので、欲しいものを買っても、経済的に困らないと思ってしまう。
要するに目的の100%はお金だ。
サラリーマンでお金を稼ぐことは時間を売ることになり、時給で稼いでいることになる。中には、自分は正社員だから、管理職だから時給でないと考えている人がいるかもしれない。
例え正社員や管理職でも、雇用契約を結んで働いていて、会社に行かなければ給与は貰えないという点では、時給で働いているアルバイトと同じだ。


無駄使いしていると、お金を稼ぐ、稼いだお金を使う、手元に何も残らない。このサイクルに陥ってしまう。無駄使いするのは休日なので、得た給与を使う為に貴重な休日の時間も使っている。
繰り返すがサラリーマンは、時間を売ってお金を得ている。なので、時間を売って、お金を得て、そのお金を使う為に時間も失う。無駄使いをしていては、時間がいくらあっても足りない。


厄介な事に無駄使いで、負債ばかり買っている。負債とは維持費が必要なもので、車や家は典型的な例だ。これらは、買った後も、税金や保険料、メンテナンス代を払うので、買った後もお金をかけて維持する。もし、ローンで買うなら金利も必要になる。
稼いだお金で、負債を買って維持しているうちに、今の稼ぎでは足りない様になる。サラリーマンが手っ取り早く稼ぐには、残業をする様になる。残業して年収が上がれば、次の年から税金も上がるので、更に残業をしないといけなくなる。
残業してまで時間を換金しないと、生活が維持できなくなる。仕事を辞めること自体がリスクになり辞めれなくなる。こうなると、経営者の思うツボだろう。仕事で無茶ぶりしても、給与を下げても辞めないとなれば、働かせ放題だ。
お金を使って負債を買い続けると、長時間労働を余儀なくされる。時間が何時間あっても足りなくなる。そうなると、まとまった自由な時間を過ごすことは夢の中の夢になる。
自由な時間を過ごせるのは、定年後もしくは、働けなくなってからになる。定年は伸びる傾向が有るので、今の現役世代がいつ引退できるか分からない。
家や車を買い、生活を維持費や税金を払う為に長時間残業していては、何の為に働いているか分からない。会ったこともない人や経営者を儲けさせる為に働いている様なものだ。


そこで、僕はお金を使うのを辞める。
辞めるといっても、最低限の生活費や使っているものが寿命を迎えたら買い替えはする。
一見、無茶なことに思われるかもしれないが、そんなに難しいものでない。
社会人を何年かしていると、必要なものは全て揃う。今、買っているものは無くても困らないものばかり、なので、無駄使いしているだけだ。
無駄使いして分かったことは、欲しいものを買っても、自分の生活において大した影響はない。
子供の時に、欲しいものを買うと劇的に生活が変わると思う時期があったが、年を取って思うのは、大して変わらない。大して変わらないものを買う為に、仕事をする方が勿体ない気がしてきた。
年を取ってからの無駄使いは、一品一品が高価になる。一方で社畜をしていても給与は上がらないので、無駄使いするたびに労働時間が延びる。


無駄使いを辞めれば、残業を断ることが出来る。正社員に拘らなくても生活が出来るので、気楽にサラリーマンが出来るようになる。
気楽にしても、最悪の場合でリストラに合うだけだ。生活費が安ければ、リストラもリスクにならない。良い仕事が見つからず、最賃で働くことになっても生活は出来る。

 

そうは言っても、日本では自力で収入を得れなくても最低限の生活は出来るはずだ。年を取って働けなくなった人でも、お金に困らないで生活している人は沢山いる。
街中でヨボヨボした老人でもそこそこの資産をもっていることも有る。そう考えると、若い間に使うのも有りだとも思う。


生活保護を受けている母子家庭での悩みが「経済的な理由で子供を専門学校に行かせることが出来ない」と言っている様子が報道されていた。経済的に子供を進学させれないのは薄給の社畜家庭も同じだ。
最低限の生活はサラリーマンをしなくても出来る。稼いだお金を、使うのも有りだと思う。


結局のところ、仕事を辞めても何年か生活出来るだけのお金を持っおいて、それ以上のお金は、欲しいものが有れば買ったり、したいことをする為に使った方が良いのかもしれない。
世間では貯蓄が有ることが良いように言われるが、欠点もある。
収入がなくなったときに、貯蓄が無くなるまで生活保護を受けれない。他にも漠然とした将来の不安に備える為に節約したが、貯蓄をしたが全く使う機会が無い可能性もある。
お金の使い方は、個人でこうした方が良いと思う使い方をしたら良いのだろう。