進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

給与後悔

サラリーマンにとって給与日は嬉しいものというイメージが有る。
しかし、全てのサラリーマンにとってそうだとは限らない。薄給の会社では、うんざりする金額しか支給されない。
薄給の会社では、普段温厚な先輩が給与日に不機嫌になる。何を言っても怒ららない人でも、給与のことで冗談を言うとと激怒されるわで大変だ。
僕自身も仕事中に給与明細を見て、手が震えたことがある。手元が狂って仕事をやらかすところだった。
見積で1万円と書くところ、1京円と書いてしまうところだった。
家族を養っている先輩だと、給与明細を見て固まっている。まるでロダンの考える人のようだ。職場では、給与日になると、考える人の像が大量発生する。
他にムンクも見れる。よく見ると、上司が「給与が安い」と叫んでいるだけだった。

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昔の給与は、現金を封筒に入れて渡していたから、薄給のサラリーマンにとって今以上に凄い衝撃だっただろう。
今は、数字が書かれているだけなので、月に100万円貰っている人も10万円の人も給与明細の見た目には差は無い。
現金支給だと見た目で差が出るので、余計に惨めな思いをするのだろう。
僕なら「給与は全て1000円札でお願いします」と言うだろう。給与袋の厚みは100万円だけど中身は、10万円になる。
同じ金額でも得した気分になる。


薄給のサラリーマンは、給与日の方が辛いことも有る。いっそうのこと給与なんて支給しなければいいと思うが、経営者はそうしない。
給与がないと間単に辞められてしまう。だから、経営者は、辞められない程度の給与を支給して従業員をコントロールして労働をさせている。
それにしても、薄給でコントロールされている惨めさを噛み締めるそれが僕にとっての給与日だ。