政府の新型コロナ支援を見ていると、クソ過ぎることが良く分かる。
アメリカは200兆円規模の支援をして、10万円の小切手を2週間以内に個人に届く準備をすすめている。それに大して日本の対策はクソだ。遅いし内容も迷走している。現金は辞めて、旅行券や和牛引換券を配ろうとしている。
旅行促進会の会長に二階堂氏であった気がする。感染症対策で外出を控える方向で進んでいるのに旅行券はないだろう。和牛引換券も割高な肉を食べるので、金額の割に少ない支援になりそうだ。
配るのが5月末とのことだ。予算を通さないと支給できないのは仕方が無い。遅れる分、多めに且つ、使いやすい形で支援するべきだろう。支援額がショボいから、他でパフォーマンスするのかと思いきや、他もダメだ。
アメリカは給与税を免除する。給与税は労働者と使用者が給与の6％を納めるものだ。日本だと社会保障を免除するイメージだと思う。
消費税減税はしない。社会保障免除もしない。消費税減税は、お金を使う人に減税分が補助金として支払われるのだから、必要なところに届く制度である。
社会保障が免除されたら手取り額が増える。労使折半なので、使用者の負担も減る。雇用が守られる。そうした事も無い。
所得税の減税が案としてあるみたいだが、消費税ほど効かない。
消費税を下げない理由は次上げるのが大変だからとのことだ。ふざけているとしか思えない。
消費税を上げても税収が上がらないのは、過去の増税を見れば明らかだ。消費税の税収は上がるが、法人税、所得税の税収が下がる。トータル税収は下がる。
国民に嫌がらせをしているとしか思えない。
給与に例えると、手当てが増えて、本給が下がる。結果的に年収が下がったのと同じだ。
失業して所得が無い人は、恩恵を受けない。消費税ならみんな恩恵を受けれる。
使用者も恩恵を受けない。雇用確保が難しいと判断して失業してしまえば、無駄に終わる。
日本は個人に支援はしない、減税はしない。そうしているうちに失業者が増える。
アメリカは200兆円規模の支援をして、個人にも10万円を配る。ドルを市場にばら撒くのだろう。日本も歩調を合わさないと、円高が進んで外需も失われる。
その結果、雇用も失う。リーマンショックの時の円高で工場が海外に出て行って、雇用を失った経験をしたが、もう忘れたのか。
同じミスはしてはいけないと思う。底辺の労働者でも心がけていることを、政治家が出来ないなんて情けない。
税金は1人前に取るが、支援するときは半人前以下しかしない。だからみんな貯蓄をして備える。
税金は取るが、支援はしないといわれたら将来経済的に生活が不安になるだろう。不安に備える手っ取り早い方法が貯蓄だろう。
個人だけでなく、企業も貯蓄をしているが、こんなときに備えてしていたのだろう。
景気がいいときに、設備投資しまくって、現金が無い企業は今ごろ後悔しているのでないだろうか。
そんなに失業者を出したいのだろうか、望みどうりに失業した人は無職になって最低限稼いで最低限使う生活が日本では、いいかもしれない。
中途半端に働いても、税金が取れれるだけで、給与は上がらない。
景気が落ち込んだときは、政府からの支援は無い。会社も損失が出れば真っ先に給与カットや解雇する。
いつ、収入を失うかも分からない。収入が有っても最低限生活費以外は貯蓄に回す。収入を失ったら貯蓄で生活する。
収入が無くなれば、税金も引かれない。国民健康保険や年金も免除の申請をする。
条件のいい求人を見つけたら応募して、内定が出れば働く。不採用なら無職生活をするのが理想だろう。
お金が無くなり、年金も少ない、高齢になって仕事も無いとなると、生活保護を貰う。
これが理想の生き方だと思う。稼げる人だけ稼いで贅沢すればいい。それが出来ないなら、可能な限り使わない。稼がないがいい。
税金を納めないなら、政府の下らない支援に腹が立つことも無い。生活保護を貰う身なら感謝すら出来る。
ショボイ支援には気を付けろ。
セミリタイヤを考えている人にはいい機会にもなりそうだ。資金を貯めることも大事だが、思い切ってセミリタイヤを始めることも大事だと思う。
十分な資金を貯めている間に、定年を迎えたでは意味が無い。若いときにしてこそ値打ちが有る。
年を取るにつれて、病気のリスクも高い。セミリタイヤ直後に病気になるのも勿体無い。若いときならそのリスクは低い。
政府のショボいコロナ対策のお陰で、解雇されたらそれをきっかけにセミリタイヤ生活を始めるのも有りだ。
解雇なら、税金は何割か免除される。失業保険も長い間もらえるので、スムーズに無職生活に入れる。解雇が背中を押してくれる。
サラリーマンの少ない給与からセミリタイヤ資金を貯めれる。生活費がかなり安いことになる。
途中で資金が減っても、バイトでなんとか生活できてしまう。フルタイムで働けば資産が増えるだろう。
本当にセミリタイヤをするなら、足りないのは資金でなくて、きっかけでないかと思う。
僕なら解雇をされたら、そのまま無職とバイトを繰り返す生活をする。資金と収入が尽きたら、生活保護コースも有りだ。
このまま、薄給でサラリーマンを続けるより、面白そうだ。
