進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

上司の「君は何がやりたいの?」と聞かれても何も無い

一端の雇われでしかない従業員にこんな質問されても困る。
確か、業績が良い時のソニーがこの手の質問をし始めた。当時のソニーは新しい商品を市場に出していたと思う、現代のアップルの様な存在だった。
それに対して、ショボい事業しかしていない中小企業が同じ質問をしても、悲しいだけだ。
例えば、ブラットピットみたいにイケメンで高所得で金持ちが、女性に「俺と何がしたい」と聞いている様子を見て、デブでブサイク、低所得の資産無なしのオッサンが同じことをしている様なものだ。
見ていて滑稽でしかない。ブサイクで低所得オッサンが女性に「俺と何がしたい」と聞いても「何もしたくねぇよ」と言われるだけだ。おまけに「鏡と通帳を見てから出直して来い」と付けたされるだけだ。
薄給の中小企業が「君は何がやりたいの」と聞く行為は、ブサイクで低所得オッサンと同じことをしている。

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経営者側の人は、何か仕事で新しいことをチャレンジする適な回答を期待しているのだろうか。
従業員からするとそんなもんある訳が無い。経営者も下らない質問をしている暇が有れば、自分で何か新しいことに挑戦した方が良い。
経営者だと新しいことをして利益を出せれば、自分に返ってくる。経営者の方がチャレンジしやすい環境にある。経費が使えるし、従業員に指示も出せる。
チャレンジして失敗したとしても責める人も居ない。


一方で、雇われだと、チャレンジした結果利益が出ても、給与が上がらない。利益は経営者が持っていく。せめて給与は上がると思うかもしれないが、ブラック企業だと上がらない。
ホワイト企業でも、給与が上がるのは遠い未来である。そのころに会社があるとは限らない。チャレンジして結果を出したとしても、報われない。
報われないが1回成功すると、次々とチャレンジすることが求められて仕事が大変になるだけだ。結果的に、チャレンジして成功した報酬が仕事になる。
失敗すると、責任は取らされる。減給される可能性もあるし、上司から責められるだろう。
一端の雇われだと、経費も自由に使えない、人も使えない。チャレンジもやりにくい環境にある。
「君は何がやりたいの」と聞かれても、自分の仕事が増えない様に無難な回答しかしない。
質問する時間が勿体ないだけである。下らない質問をしている暇が有れば、少しでも仕事を進めた方が利益が出る。


普通はやりたいことが無い。目標が有るとしても「その日を無難に乗り越えたい」と言ったところだろう。
無難に乗り越える為には、新しい仕事は極力避ける。毎日同じ仕事をしていればミスは殆ど無くなる。仕事量も可能な限り減らす。
嫌な上司と関わる機会も減るだろう。やりたいことのレベルが低い程仕事が楽になる。楽をしても給与は変わらないし、仕事が楽になるので、残業時間を抑えることもできる。
いいことずくめだ。

 

「君は何がやりたいの」と聞かれたら無難な回答だけしておいけばいい。仕事でやりたいことが無いことが当然である。
上司や経営者が期待する回答をして、期待に応える為に努力しても、給与は上がらないし、休日も増えない。やるだけ無駄だ。