進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ブラック企業は自滅している

ブラック企業と言えば、薄給で長時間労働パワハラのおまけつ付きだ。
ブラックの経営者は自分さえ儲かればいいと考えている。なので、労働環境改善するコストと改善することで得れる利益を天秤にかけると、改善しない方が得だと考えるだろう。
労働環境を改善することが無い。従業員は搾取され続ける。
一見、ブラック企業は従業員から搾取することで利益を上げている様に思える。
しかし、従業員は企業で働く労働者であると同時に消費者である。

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ブラック企業が多くなると薄給で激務になり、従業員にお金が回らない。消費者である従業員がお金を持てないので消費が起こらない。
長時間労働が有れば、休日も少ないのでお金を使う暇もない。ブラック企業の従業員は、お金と時間が無い状態なので消費が出来ない。
当然だけどブラック企業の商品も売れないだろう。
消費が起こらないだけでなく、昇給が無ければ更に出費を抑えようとする。
消費するときは、数年後の収入を見越して消費するので上がらないなら、消費しようと思えない。
給与が少ないと、お金を一度使うと自分の元に戻ってこないので、使うにしても出来るだけ安いものを求める。
もしくは、少ない給与から貯蓄をしてお金を溜め込もうとする。
消費者がお金を使わなくなると、ブラック企業の利益も出ない。


ブラック企業だと労働が辛い。辛いと長く続けることが出来ないと考えるので、借金もしようとは思えない。
借金の返済期間が5年有あれば、その間働かないといけなくなる。数年後、働いているか分からない状態で、借金をしようと思う勇者は居ない。
借金をしない事が良いように思われるが、借金で高いものを買う人が増えると企業は儲からない。経済的に豊になる為にも借金は必要である。
市場にあるお金を増やす為には借金をしないといけない。
個人が銀行でお金を借りるとすると、借りた人の口座に借りたお金が振り込まれる。そのお金は、他の誰かが銀行に預けているお金を貸し付けていることになっている。
しかし、銀行はお金を貸し付けても、誰かの口座の残高が減る事が無い。結果的に、借金で振り込まれたお金が増えている。
借金した分だけ、市場にあるお金が増えている。借金が増える程、市場にあるお金が増えて経済的に豊かになる。
個人で借金をしたがらない人が増えると、市場にあるお金が増えないので経済が停滞してしまう。
経済が停滞すると、ブラック企業も利益が出ない。


個人で借金しないから、代わりに政府が借金をしている。
ここ何十年か、個人で借金する人が居ないから政府が借金をし続けている。その結果、政府の借金は、多額になっている。
政府の借金を返済する為に、税金を上げるといった話が出てくる。そうなれば、企業の負担も大きくなるし、個人も出費を抑えるので、物が売れなくなる。
ブラック企業は従業員から搾取して儲けて満足しているが、搾取された従業員は消費者でもあるので、結果的にブラック企業は自滅している。


ブラック企業は、労働環境を改善していれば、お金を使おうと思える消費者が増える。
昇給が有れば、数年後の収入が増えると思えるので、消費を楽しむマインドに代わるはずだ。
サラリーマンを長く続けれると思えば、高価なものでも借金をしてでも欲しいと思える。何年後も、所得が有ると思えば、ずっと借金を抱えていても問題は無い。
労働環境が良ければ、ものは売れる、借金をする人が増えれば、景気も良くなるので、社会も豊かになる。


薄給激務のブラック企業は、自滅しているとしか思えない。
ブラック企業に限ってお客様を大事にするといっているが嘘である。ブラックである限り、消費者でもある従業員を雑に扱い搾取しまくっている。
また、社会の発展の為に事業をしていると言っているが、冗談にもならない。


ブラック企業は、従業員から搾取して喜んでいるが、実際にはブラック企業に帰ってきているだけである。
やったことは、自分に返ってくる。