進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

労働をするなら無能で良い

就職する前は、優秀な人は仕事を早く終われせて、定時帰宅していると思っていた。学校でも優秀な学生は居残りをせずに早く帰宅しているのと同じと考えていた。
給与も優秀なら、単位時間当たりの仕事量が多いので昇給で給与がどんどん上がっていく。
一方で出来の悪い人は、生産性が低くくペースも遅いので遅くまで残業をしているイメージが有った。昇給も少なく給与も少ない。
給与も仕事が出来ないと、同期より安くなって肩身が狭い思いをすると思っていた。
出世もできないので、同期が役に付いていく一方で無能な人は、ずっと平社員でいるのは辛いと思っていた。


実際に就職して、仕事が出来ない自分の待遇や、先輩の仕事っぷりを見たり、給与の額を聞いていると仕事が出来ない無能な方がサラリーマンとして得をすると確信した。
仕事は均等の振り分けられない。仕事が出来る人に集中する。特に難易度が高い仕事は優秀な人に振られる。
優秀な人は、難易度が高い仕事を多く抱えることになる。仕事量に応じて労働時間も長くなり、プライベートの時間も取れなくなる。残業量は多いし、仕事が多いと有給も取得しにくいと考えてしまう。
仕事が難しいので、仕事が出来る人でも、悩みながら仕事をしている。仕事が出来る人でも自分は出来ないと自己否定してしまっている人も居るかもしれない。
そうなると、かなり辛い思いをしながら仕事をしている。


無能だと、難しい仕事を振られることは無い。ルーチンワークをしていることが多い。同じ仕事をしているとミスをすることは無いし、続けているうちに効率良くこなせるので自分は仕事が出来ると勘違いしてしまう。
仕事量も少ないので、定時帰宅は出来るし、有給の取得も簡単に出来る。


さすがに給与差はあるだろうと思うかもしれないが、サラリーマンをしているうちは、給与差は付きにくい。
評価で給与が上がると言うよりか、勤続年数に応じて昇給が決まる。
日本の給与は、成果主義でなく、経費方式で支払われていることが殆どである。年齢が上がるにつれて生活費が上がる、結婚したり、子供が出来て成長るにつれて養育費が上がる。
年齢が上がるにつれて生活の経費も上がるので、それに応じて昇給する仕組みになっている。ブラック企業では昇給や手当が少ないので、生活費の上昇についていけない。
会社に居ると中年社員より新人の方が仕事が出来ても給与が高くなることは無い。
優秀な人も無能な人も給与差は出ない。
なので、優秀な人は、難易度が高い仕事を多くこなすが、給与は簡単な仕事をしている人とたいして変わらない。
差が付くとしても、何十年後かに管理職になれた場合に給与が少し多くなったり、退職金が多く貰えるかもしれない。その頃まで、会社が残っている保証は無いし、会社が残っていても自分がリストラされている可能性もある。有能であっても報われない可能性は高い。
サラリーマンをしている人は無能な方が得をすることが多い。


無能なサラリーマンは頑張って難しい仕事をこなそうと努力をするのでなくて、そのまま無能なポジションを維持する努力をした方が良い。
新しい仕事をしても、給与が上がることは無い。ミスが増えればそれだけ、上司から責められてストレスを抱えるだけである。仮に出来る仕事が増えても、忙しくなるだけである。
優秀な人は、仕事量を減らす努力をした方が良い。仕事を多くこなしても給与は同じなので、もっと気楽に仕事をした方が、従業員目線で見たときに得をする事が多い。
職場では、クビにならない程度の働きが一番利益になる。同じ部署で、下から2から3番目に仕事が出来ないあたりが理想だと思う。

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努力するなら、私生活でしよう。
私生活であれば、職場と違って、努力して成果が出れば全て自分に返ってくる。
会社と違って、努力をすることが求めらないので、自分のペースで出来る利点もある。