進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

日本破綻論者の考えが破綻している

銀行が政府に貸せる金額が超えると、海外から借りないといけない。海外が日本に貸してくれないと、その時点でデフォルトすると思っていた。
経済について勉強しているうちに、日本は破綻しないと考える様になった。勉強と言っても、動画を見て経済の話を聞いているだけなんだけど。
実際に日本は多額の借金があり財政破綻するなんていわれてずいぶん経ったが破綻する気配が無い。

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破綻論者の中には、財政を家計に例える人が居るが、間違いである。
もし、家計に例える場合は、お父さんは年を取りません、永遠に収入を得ることが出来る。家計がピンチになると近所から支援を受けれる。
お母さんは、精巧な偽札を刷ることが出来て、口座残高を書き換えるパソコンを持っているといった条件付きで例える必要がある。
こんな家計が有ったら、中々破産しない。
政府も同じである、寿命がいつくるのか分からない1000年後かもしれないし、もっと先かもしれない。
なので、借金は寿命が尽きるまでに返さばいいので、返済期限は1000年以上先で良いはずだ。返済期間がそんなに長いなら、返済期限が無い国債を発行も可能なはずだ。
借金の返済が必要になったときは、お金を発行して返すこともできてしまう。
借金があって財政が破綻するなら、何年後にいくら以上借金が有れば破綻するのか、言うべきだ。
政府が破綻するか、計算する場合は、資産から借金を差し引いた純資産が用いられている。だから、借金だけ出して破綻すると言っている人は信用できない。


こういうと、借金をいくらでもしていいのかと言わそだが、そうではない。
政府が国債を発行すると、市場にあるお金の量が増えてインフレになる。急激なインフレが起こると、実質的にデフォルトと同じだ。
どの程度まで国際を発行できるのかと言うと、日本のインフレターゲットが2%なので、これを越えない範囲内で国債の発行は問題ない。
インフレがほぼ0%であれば、国債の発行額が少ないから、もっと国債を発行できる。むしろ、もっと発行して借金を増やした方が景気が良くなる。
一方で破綻論者は、日本の借金はGDPの倍あってこれ以上、国債を発行するとハイパーインフレが起こって破綻すると言っている。
その証拠として、戦後の日本の借金もGDPの倍に膨れ上がっていて、ハイパーインフレが起こり破綻状態であったと言っているが。
当時の日本は、空襲で生産設備が破壊されて生産できない状態であった。政府の資産も戦争で無くなっていた。現代とは状況が違うので比較対象にはならない。


日本が破綻すると言っている人は信用できない。破綻すると言っている人には、目的が有る様に思える。
不安を煽っているに過ぎない。その目的は、将来が不安だから、増税して財政破綻を防ごうとか、政府が信用できないから、個人年金や生命保険などの商品を買って備えようといったものだろう。
経営者目線で見ると、政府の財政が危ないなら、将来の蓄えをする為に、働き続けさせようとしている。
老後の蓄えをする為には、節約生活をしない限り、定年まで働き続けても安心できる金額になるか分からない。


将来の不安に備える必要は無いとは言えないが、過度に不安がって、将来の不安の為に今を犠牲にすることは、勿体ない。
労働は嫌いだから辞めて自由になりたいが、将来の蓄えや増税個人年金などの払い込みの為に生活費が高騰して、辞められないとなれば本末転倒である。