社畜上司が「新人は使えない」と言っているところを見たことがある。酷いことを言う上司は一定数居る。
それを聞いてショックを受ける新人が居るはずだ。
新人は「使えない」と言われても気にすることは無い。新人が使えないのは、上司が使えないからである。
使えない上司の元で苦労をしても能力は伸びない。こんな上司の元は去った方が良い。
上司のもとで仕事をして若い時間を無駄にするだけだ。
長居をしても、潰されて再起不能にされる可能性もある。そうなる前に、逃げる準備をしておくべきだ。
そこで「新人は使えない」と言われても気にする必要が無いことについて書いていく。
新人が使えないのは当然だ。特に新卒で入社した人が仕事が出来ない。最初から仕事が出来る人が欲しいなら経験者を雇うべきだ。
経験者を雇うなら、高い報酬を支払わないと求人を出しても来ない。
使えない上司を出世させている企業では、給与は安くて経験者が雇えない。経験者が雇えても、労働環境や人間関係が悪過ぎて続か無い。
どっちにしろ、経験者は仕事を続けない。
そこで、新人を安く雇って、洗脳して続けさせようとしている。安い給与で雇った新人がいきなり使えるはずが無い。
そもそも、新人がいきなり仕事が出来て、利益を勝手に出せるなら、すぐに独立して、上司の何倍以上もの報酬を得るだろう。
仕事が出来る新人が、社畜上司の下で働かない。
仕事が出来ない新人だからこそ、社畜上司の下でも仕方なく働いてくれる。
上司は「新人は使えない」と言っている暇が有ったら上に対して「給与を上げて、経験者や優秀な新人を雇え」と言うべきだ。
何かを改善する為には、下に対して不満を言うのでなくて、経営者に対して言うべきだ。下にばかり言うのはただのパワハラである。
新人を戦力にすることは、上司の仕事である。
戦力にならないような新卒を一人前の戦力に育て上げるのが上司の役目である。
新人に対して「使えない」と言っている上司は、自身が新人を育てる能力が無い無能だと公言している様なものだ。
「使えない」と言うだけなら、言葉を覚えたオウムでも言える。
新人を育てずに、不満しか言えない上司は、使いものにならない可哀想な人である。
こうした上司は、無能だけどパワハラは一人前にしてくる。
自分が仕事が出来ないことは棚に上げておいて、他人のミスには厳しい。
新人のミスを見抜けないだけでなくて、上司自身のミスの責任転換までしてくる。
上司自身がミスをした時に新人がしたことにしてくる。
僕自身も新人の頃にミスをするたびに反省文を書かされた。自分がした分に関しては、書く必要があると思うが、いつの間にか上司がしたミスも「自分がしました」と言った内容で書かされた時は納得がいかなかった。
上司がしたミスの対策を書かされて、その対策についてミスをした上司が「それは違うだろ。こうだろ」とダメ出しされた時は、コントでもしている様だった。
部下にミスを押し付ける上司は、責任転換している自覚が無い時が有る。自覚が無いから、責任転換する癖を直そうとしないので、かなり厄介である。
真面目に仕事をしても振り回されて、自分が消耗するだけなので、適当にあしらっていればいい。
ミスは部下に押し付けるが、成果を出せば横取りされる。
ミスは部下のもので、成果は上司のものになるので、努力する価値が無い。
「新卒が使えない」と言っている上司が使えない。
もし、上司に言われても気にする必要が無い。こうした上司は、新人を育てることが出来ない残念な上司だから縁を切った方が良い。
使えない上司の近くで働いていても辛い思いをするだけなので、距離を取るべきだ。
上司と距離が取れないなら、転職をして人間関係をリセットして上司を変えるべきだ。
