進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

お金は全て使った方が良いと言っても

成功している実業家は「持ち金は全て使え」と言うことが多い。
確かに気持ちも分かる。使う予定が無い貯蓄をしていても、通帳に数字が書き込まれていくだけで意味が無い。
現金を持っていても同じで、使わないとタダ紙でしかない。オッサンの絵が印刷してあるので、メモ用紙より実用性が無い。

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持っているだけだと価値が無いが、使うと価値を発揮できる。
なので、お金を持っていれば持っている程、やれることを我慢している。
お金が有れば、旅行に行けるし、車やバイクを買うこともできる。今の時代のバイクや車は性能が高いから、乗っていて楽しいだろうなとお思う。
旅行でも資金が多いと長期に渡って楽しめる。また、金額が高ければ高い程、性能が高いものを買える。
貯蓄が多ければ多い程、楽しい経験をする機会を失っている。


それでも、貯蓄をしておきたいと思うのは、社畜をしていると、お金ばかりが有限な資産であり大事なものだと思い込んでしまうからだ。
労働者は、時給で働くので、使った金額分働かないといけない。仮に手取り時給が1000円だとすると、10万円使えば、100時間労働することになる。
労働嫌いな人からすると、お金を払うたびに自分の時間が無くない感覚が有ると思う。高いお金を使えば、長時間労働で償うので、貯蓄をしたい気持ちは分かる。


労働以外でお金を得れるなら、お金を使ってもいいと思う。
働かなくても稼げるかもしれない。投資をすれば金利が付く。話が旨い人は、動画投稿で稼ぐし、文章が上手い人はブログで収入を得ている。資産が有る家庭に生まれたらある程度の相続が貰えるかもしれない。
社会保障が有るので、資産が無くて収入も無くても最低限の生活費は貰えるかもしれない。社会保障の金額は最低限の生活しか出来ないが、貯蓄は好きな様に使える。
そう考えると、貯蓄は使ってしまった方が良いのかもしれない。
自力でか稼げる可能性は有るし、社会保障で最低限の生活費は貰えるなら、お金は考えている以上に有るのかもしれない。

 

一方で、限りが有るのは時間である。20代は10年しかないし、30代も同じだ。お金ばかりに目が行ってしまうが、大事なのは時間だと思う。
健康と時間が有るうちにお金を使って好きなことをするした方が良い。
年を取ってからだと、お金が有っても使えなくなってく。
体が自由に動かないと、旅行にもいけないし、いい車に乗れるかも分からないし、バイクに乗ることは出来ないだろう。


お金は、遊びや物を買う為以外にも使える。
仕事が嫌なら、辞めてセミリタイヤ生活する為にも使える。
労働は、自由時間を売ってお金に変える作業をしているだけなので、お金を使えば、労働をせずに生活が出来る。
お金を使って自由時間を買えると考えると、お金を貯める行為は、やりたいことを我慢していると言える。


貯蓄ばかりしようと考えるのでなくて、有り金は使って好きなことをした方が良い。


もちろんお金を使いすぎて身動きが出来ない様にならない程度にの話だ。お金を使った結果、生活残業をしたり、嫌な仕事でも辞められないでは本末転倒である。
あくまでも、有るお金を使う方が良いと思うが借金をしてまで使うべきでない。
社畜をしていると、新築のマイホームを30年ローンで買っているが、長期のローンを背負ってしまうと、若い間はずっと賃金が無いと生活が出来ない。
返済するまで、労働に人生を支配されてしまう。返済が無事に終えたとしても、年を取った自分と価値が無いマイホームしか残らない。返済後には、修繕費の支払い義務が発生する。
まさに、お金に支配された人生になってしまう。持っているお金の範囲で使うのは有りだと思う。