進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

同族経営は会社を潰す

一族経営の会社はブラック企業が多くなるのでないかと思う。
創業者の息子が社長になるが、だいたい会社経営するような器でないし、能力も無いことが多い。
無能な経営者だと利益になる仕事が出来ない。利益が出ても身内に還元するので、従業員に回らない。
一族経営の会社はブラック企業になる可能性が非常に高い。

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一族経営だと、身内以外の優秀な人が経営者に成れない。小さい企業では一族経営しか出来ないかもしれないが、大きな企業であれば、問題である。
小規模な企業なら身内が経営者になっても問題ないと思う。例えば、身内だけで経営している小規模な店で、従業員はバイトのみなら、身内が経営者に一番適している。
規模が大きい会社で従業員が何百人もいる企業では、従業員の中には経営者の身内より優秀で、経営者としての器も有る人がいるはずだ。
本来であれば、仕事の実績で次の社長とか決めるべきだが、特に何にもしてないボンボンが同族だと言うだけで経営者になる。
最初から、身内が経営者になることが決まっている企業では、優秀な人が経営者に成れない。会社にとっては大きな損失である。
当然損失が出れば、従業員の給与が真っ先に下げられる。株主の配当を下げれば文句を言われる。経営者自身の報酬も下げたくない。一族経営だと殆どの株を身内が保有していることも有る。
なので、経営者が「利益が少なくても、株式配当金は下げれない」と言いつつ、自分に利益を分配しているかもしれない。そうなれば、消去法的に従業員の給与を下げることになる。


同族経営の会社ってのは他人から見れば理不尽な事が数多く存在している。努力して実績を出した従業員を差し置いて何もしてないボンクラの身内の方が給与が高くなる。
待遇や人事面でも差別される。こんな環境では、上を目指す価値が無いから、身内でないなら努力する価値が無く、やる気が出ない人も出てくるはずだ。
困ったことに、社長の一族みんなが優遇されるので、上が身内で詰まる。一般の従業員が努力して結果を出したとしても出世できない。
一族経営の企業だと、入社したときから社長になる可能性が無い。社長に成れない人は、どこかしらのポジションで出世が止まるので左遷されるのと同じである。入社した日から、左遷が決まっている。
また、従業員は努力しても経営者一族が利益を得るだけだ。入社した日か搾取され続ける。
一族経営だと、入社した日から左遷と搾取され続けることが確定している。こんな環境では、仕事を必死にする価値が無いので、可能な限り楽をした方が得である。


一族経営だと一度社長になったら、息子などの身内が引き継げるまで長年社長を続ける。
優秀な社長だったら問題ないが、本記事にも書いたように、優秀でない可能性が高い。
経営者の経営が下手で利益が出なくても、社長を変えることが出来ない。
一度社長になってしまったら、下手な経営を永遠に続けることになる。利益が出ないと、従業員の給与が下がり続けて、じり貧になっていく。
社長を変えることが出来ないと、年を取ってまともな判断が出来なくなることも有る。時代遅れの経営をする可能性もある。
一族には逆らえないので、無茶な経営でも従うしかないので、会社がじり貧になっていく。じり貧になっても、身内ひいきするので、貧しくなるのは、従業員である。

 

国単位で見ればわかり易いと思う。例えば、北朝鮮が豊かに成れないのも、中国の経済がパッとしないのも同様の問題が有るのでないかと思う。幸いなことに一族経営の会社は辞めればすぐに逃げれる。国だと簡単に亡命出来ない。

 

話を戻す。一族経営の企業では、優秀な従業員を差し置いてボンクラ身内が経営者になってしまう。
従業員としては、そんな企業では努力する価値が無い。経営者が無能なら、努力しても無駄に終わる可能性が高い。
仮に、儲かったとしても、身内に還元されるだけなので、本当に報われない。
一族経営の会社では、仕事は給与分に留めておこう。