進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事では徳川推し

仕事では徳川推しのサイタマです。

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織田信長は「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす」
豊臣秀吉は「鳴かぬなら鳴かしてみせようほととぎす」
徳川家康は「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」
と天下統一を目指した戦国武将3名の俳句が有る。


僕は仕事でダントツに徳川推しだ。仕事は「待つ」に限る。率先して行動しても良いことが無い。


織田信長は現代のやり方に置き換えると、会社を潰してしまえと言ったところだろうか。過激すぎるから却下だ。
会社員で一番優秀とされるのは豊臣秀吉だろう。困難な仕事でも解決する方法を模索して最後は何とかしてしまう。
経営者も豊臣の様な会社員を求めている。こんな会社員は、カッコいいし憧れるだろう。
ただ、1つ気になる点がある。優秀な豊臣タイプの会社員の給与はどうなんだろうか、困難な仕事でも成し遂げるからさぞかし高給取りなんだろうかと思われるが、そんなことは無い。
待ってるだけで何もしない会社員と同じ位の給与になる。冗談みたいな話だが、会社ではよくあることだ。
給与は、仕事の能力より、何年会社に居たかが重視される。勤続年数が長いと給与も上がる。
若い豊臣タイプより、仕事しない中年サラリーマンの方が給与が高くなる傾向が有る。


優秀なんだから、労働時間は短くなると思うが、それも勘違いだ。
難しい問題が解決できると聞きつけた、経営者や管理職が難しい仕事をどんどん振ってくるだろう。
まともに要求を聞いていたら、労働時間が永遠に延び続ける。結果的に残業時間が長くなり、仕事が出来ない人より長く仕事をすることになる。
長時間労働して難易度が高い仕事をこなしたとしても、成果を持っていくのは経営者である。成果を出しても自分のものにはならない。


過度に仕事をやり過ぎて、過労死が出る会社も有ることから、リスクも戦国武将並みに負うと言っても過言でない。
豊臣タイプの人にとって、現代の労働環境は成果は貰えないし、死亡するリスクも抱えることから、戦国時代より過酷かもしれない。

 

僕が推す徳川タイプは、仕事が終わるまで待つ戦略だ。
上司に仕事を頼まれても、行動せずに待つ。待っているうちに、期限が近くなると、上司自身が仕事をするか、豊臣タイプの人に仕事を振る。
部下の立場であれば仕事が終わらなくても困らない、困るのは上司の方であるから、先に間に合わせようと行動を起こすのは上司である。
仕事は待っていれば、豊臣くんが終われせてくれる。何もしなくても仕事が終わっていることもあり得る。
本当に、やらないといけない場合だけ動くので、一番エネルギーの消耗は少ない。
待っていると振られる仕事も減って更に楽になる。残業時間を抑えることもできる。残業代が欲しいなら仕事をゆっくりして稼ぐこともできる。
肝心な給与は、優秀な人と同じ位貰える。やる仕事量が少ない分、労働単価は高くなる。
現代の労働環境では、徳川家康が一番得をすると思う。


織田信長は過激すぎてダメ。
豊臣秀吉は仕事が集中して、激務をこなす割に給与が多くないのでお勧めしない。
徳川家康は仕事量は適度で給与も他の人と同じ位貰える。
給与が上がらない、残業が減らない労働環境では、仕事に対する姿勢は徳川推しだ。


現代の会社では仕事で成果を出しても給与に結びつかない残業も減らない状況なので、待ちの姿勢で働くことが適切だ。
給与が上がる会社でのみ、難しい課題でも何とかする姿勢で取り組めばいいと思う。
逆にブラック企業では、働くだけ無駄なので、会社を潰す努力をするべきだ。
やっぱり、織田、豊臣の姿勢で仕事をすると大変なので、徳川推しで仕事に取り組むことがお勧めだ。