進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事の話は仕事

「仕事の話は仕事だから」といつも思う。
休憩中であっても仕事の話ばかりされている人を見かける。直接話すこともあれば、電話で話していることもある。
技術の発達で楽になるはずが、携帯電話が出来たことで休憩中であっても仕事の話が出来てしまい、労働者を苦しめている。


休み時間なんてリフレッシュする為のものなのに、仕事の話しをしては意味が無い。
顔を合わせれば「あれはどうなった」とか「あれをしておけ」と言われる。そんな話は職務中にしろ。
休憩が終わってからでも出来るはずだ。仕事の話を振ってくる人は何を考えているのか分からない。
仕事の話は仕事だ。こっちは仕事の話をしても給与が出ないのだからタダ働きしている。
話したいなら、手当てでも払ってからするべきだ。


1時間半の休憩に対して、労働時間は8時間ある。休憩中に仕事の話をするなんてバランスが悪すぎる。
そもそも、会社の休憩なんて気持ちも体も休まらない。その上仕事の話を振られるなら、休憩としての効果が無い。


他に話すことが無いなら口を閉じていればいい。無理に仕事の話を振られても迷惑だ。
この人と会話したいと思う人が居るなら相手から話かけてくる。
相手が話してこないということは、魅力が無いのだから、仕事の話をすれば余計に嫌われるだけだ。


1日働くと1時間半程の休憩時間があるので拘束時間が9時間以上になる。
職場での休憩は、機能を果たしていないから、その分早く帰りたい。
早めに出勤して、1時過ぎまで仕事をして昼食を食べて帰りたい。
長時間労働をすることしか考えていない人ばかりだから、出社時間だけ早くなり休憩も無くなるオチだろう。


休憩時間に仕事の話をしだすと、休憩は「軽めに働く時間」となる。
メリハリが付かなくなる。休憩時間は仕事をして、業務時間も仕事するとはならない。
自分の時間と労働時間の境界が曖昧になり、定時を過ぎても労働をするはめになる。帰宅しようとしても、仕事が振られて帰れない。
仕事を早く終えても定時帰宅ができないなら、ダラダラ働く労働者が増えて生産性も落ちる。
休憩中に仕事していいなら、業務時間中に休憩をしてもいいと言う発想になり、バレない様にサボる人も出る。


更に労働時間の概念が曖昧になっている人は、帰宅前に「あの仕事はどうなった」と聞かれて、仕事に戻ることもある。

行き着くところまで行くと、帰宅後に仕事の電話を入れてくる上司が居る。本当に迷惑だ。
対処できる内容ならいいのだが、自宅に居ては対処できない内容でかけてくる。
上司自身が少し動けば解決する内容でもわざわざかけてくる。電話している時間で問題は解決することでも、電話しないと気が済まないのだろう。
狂っているとしか思えない。
せめて、帰宅後に電話したいなら、スマホは支給するべきだし、手当ても別に付けるべきだ。
こうした無給で無駄な労力を使わされるたびに、仕事をする気が無くなり、仕事が嫌いになり、上司に関わりたくなくなる。
職場にとって、悪い影響しか与えない行為だ。


メリハリが無い働きによって生産性が下がる原因は、休憩時間に仕事の話をすることだ。そこから発展して、帰宅後も電話で仕事の話をするところまで発展する。
仕事の話は仕事中に留めておこう。
常に仕事のことを考えられても周りは迷惑だし。仕事に長時間費やしても給与が少なければダサい。