進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

私服通勤はしたくない

私服通勤させるブラック企業では働く価値が無い。通勤時は私服を使わないといけないが、手当ては出さないのは分かっている。
会社に着いた後、作業服に着替える時間や帰宅前に私服に着替える時間も労働時間外にさせる。
出社時は更衣室は混雑して着替えに時間がかかることが予想できる。

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通勤に使う為の服は、自分の給与から払い、着替える時間も自分の時間を使うことになる。
拘束時間は増えるが給与は増え無い。残業までさせて更に着替える時間まで奪って、何時間拘束すれば気が済むのだろうか。
従業員から反論は来るだろう。それを説得するのも別の部署の従業員だろうから無駄な労力もかかる。従業員目線で見ると損失しかない。

ブラック企業で私服通勤させる理由についてはホワイト企業が通勤時に私服だから、自社でも真似をして私服通勤させるといったものだ。
真似をするなら、給与や労働時間も真似をするべきだ。ブラック企業は従業員にとって都合が悪いところばかり真似する。更にブラック化してと救い様が無い。
給与が高ければ、私服通勤も我慢できる。安ければ会社に対する不満が溜まるだけだ。ブラック企業では、私服手当ても付かないだろう。
都合がいいところだけマネしても、労働者のやる気が更に無くなるだけだ。


私服手当てが付かないなら、ZOZOスーツで通勤するしかない。確か無料で貰えたはずだ。名前にスーツと付いているから正装に違いない。
最初は、どんな服装でも認められるだろう。こうした、都合が悪い規則を通すときは、本筋以外は妥協しておいて反対派を増やさない方が得策だ。
本筋さえ通してしまえば、後で細かいルールを付け足せばいい。
例えば、見栄えが悪い私服はダメとすれば、全身タイツはダメ。ジャージも規則違反となる。正装でしか通勤が出来ない様になるだろう。
結果的にみんなZOZOスーツで通勤することになる。


手当てが出ない、通勤時に使う服にも規制があるなら、通勤用の服を支給しろと言った意見が出そうだが、それをしてしまうと意味が無い。


見栄えが良いから、私服通勤させたいのは建前だろう。
本音は、通勤時に他の車から見て危ないと思われる運転をすると、制服通勤をしていれば、すぐに会社がばれてクレームが来る。
その対応に困るからといったところだろう。
他には帰宅時にふさわしくない店に寄ったりするところを目撃されるあたりだと思う。
そうだとするなら、通勤時間を遅くすれば通勤ラッシュを避けれるので、危ない運転はしない。帰宅時間も早めても同じ効果が有る。
労働時間が短くなればふさわしくない店に行く際は私服に着替える人が増えるはずだ。
会社側が少し労働時間を短くすれば、解消する。


何か問題があれば、私服を着せることで隠蔽する体制の方が問題がある。
私服で通勤という形で対策すれば、従業員だけ損をして、会社は損をせずに対策できる。
経営者からすると「また、搾取が出来た」と喜んでいいそうだが、他人に対してやったことは自分に帰ってくる。


帰宅時に更衣室で時間を潰して残業代を稼ぐ人が出るだろうし、気が合う人同士が会えば、雑談する。その時間も残業を付ける。
私服通勤が理由でやる気が無くなる人も出てくる。
損失は何かしらの形で回収しようと考える人が出てくる。回収しようとした結果、損失以上に回収してしまうことも有りえる。


私服通勤をさせることで、見栄えを良くするにしろ。通勤や帰宅時のクレームむ対策の為にしろ。
会社にとって利益になる一方で従業員は損失しか出ない。
せめて、労働時間を短くすることでラッシュ時を避ける。それが出来ないなら手当てをつける程度の配慮は有ってもいい。