サラリーマンをしていると、上司から「コミュニケーション能力が無い」と怒られた人がいるのでないかと思う。
自分はコミュニケーション能力が無いと落ち込むことも有る。僕は、落ち込む必要は無いと考えている。
色んな上司に関わる機会が有るが「部下のコミュニケーション能力が無い」と嘆く上司に限ってコミュニケーション能力が無い。
能力がある上司は、部下と上手くコミュニケーションを取っているので、嘆いている所を見たことが無い。
上司がダメだから、コミュニケーションが取れない。威圧的な態度をとってくる上司と会話をしたいと思う人は居ない。
コミュニケーションが必要な時は、仕事が予定通りに進んでいない時が多い。都合が悪いことを報告すると、普段以上に威圧的な態度を取られたら、報告したくなくなる。
最悪の場合は隠蔽することも有る。
能力の有る上司だと報告がしやすいし、関わりやすい雰囲気がある。普段も上司の方から会話を振ってくれるので、部下から話かけ易い。
能力が無い上司に限って、自身の能力のなさを部下の責任にしている。
コミュニケーションを取って欲しいと思うなら、威圧的な態度を取らない。普段から、上手く会話をするべきだ。
こうしたことが出来ない上司は、部下にコミュニケーション能力無いとレッテルを張って自身の、能力不足を隠している。
こんな上司とは、コミュニケーションをとる必要が無いが、そうもいかない。
社会人としてコミュニケーションが有ることが常識であるとられる。
この能力が無い部下は社会不適合者だとレッテルを張ることが出来る。そうなれば、部下は自分の能力が無いと思い込ます。
上司の能力が無いことに気が付かず、何か問題が有ったら、部下自身の責任だと考えるようになる。
部下にとっては辛いが、上司は楽に仕事が出来るようになる。
部下が報告してきたときに、キツく当たってストレス解消することもできる。自身が悪いと思い込むことで、キツイことを言っても反論されない。
こんなことをさえれるから、余計に上司と関わりたくなくなり、コミュニケーション不足に陥る。
そもそも、コミュニケーション能力が無い人でも、人間関係が良好なら、誰でも取れる。わざわざ、必要性を求める必要もない。
こんな能力が不足していると言っている本人の周りの人間関係が悪い。
コミュニケーションが無いと嘆く上司は、自身の周りの人間関係が悪いことに気も付いていない。
その悪さを棚に上げて、部下の方が悪いと決めつけいる。こんな上司の元で働いていても、環境が改善されることは無い。改善以前に原因が分かっていない。
先に定年を迎えてしまうのでないか。そんな長期に渡って理不尽に耐えるのは割に合わない。
上司に関われらないようにするべきだ。
自分のコミュニケーション能力が無いと思う人は自身を責めるのでなく、一度上司や労働環境を疑うべきだ。
