進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

外装、内装工事ばかりする企業はブラック

毎年の様に内装や外装工事ばかりしている企業が有る。
デパートなど、客に物を直接売る職場なら、工事して綺麗にすることで、売り上げが上がるかもしれない。安定的に利益が出れば、従業員の雇用を安定させたり、昇給に使うことが出来る。
しかし、製造業や事務所で直接客と取引しない所で内装や外装工事にコストを使っても効果が薄い気がする。
内装工事をする際は事務所を移転しないといけない。工事が終われば、また元の事務所に戻る手間もかかる。移設している間は、業務が進まない。
移設作業は慣れないので、労力の割に疲れが溜まる。不要な工事の為の移設なので、使う量力は全て無駄になる。
移設しつつも通常業務も行いので、普段以上に激務になる。移設事態は利益を生まない作業なので、給与が割り増しで払われることは無い。


工事自体も、労働者にとって必要のないものである。
職場が綺麗になったところで何の利益にもならない。労働者が不満に思っている点はそこではない。
不満の殆どは、給与が安い、労働時間が長い、上司や客先などの人間関係である。工事の為の移設作業で業務が遅れた分は残業で取り戻すので、労働時間は長くなる。
工事費用もタダでして貰えない。多額の費用が掛かる。その費用を稼ぐのは従業員の労働である。労働で得た利益の一部を職場を綺麗にする為に使っているので、給与が下がる。
不要な工事をするなら、そのコストを給与にして配るべきだと思う。本給は一度上げるとカットしにくい。本給で支給するのは難しいかもしれない。
毎年の様に利益が出ないとしても、ボーナスで払えば、儲からない年は、割り増しで払う必要は無い。
仮に従業員が30人いる職場で、3000万円の工事をするとすれば、工事を辞めて浮いた費用を従業員に還元すれば1人当たり100万円になる。
工事をして給与を上げない職場は、どうしても労働者にお金を払いたくないのだろう。


無駄な工事をする目的は、節税である。
年末になって、今期の利益がおおよそ見えてきた頃に、利益が多くて、税金が高くなる見込むが立てば、工事して利益を減らして節税をしている。
利益を減らす目的なら、従業員に年末のボーナスを割り増しで払っても同じ効果がある。工事に比べて、ボーナスで払ってしまった方が、従業員は楽だ。工事の打ち合わせや事務所の移設も必要なない。
経営者は、工事をした方が良いのだろう、ボーナスで払ってしまうと手元に何も残らない。工事すれば綺麗な事務所が残る。
自身の利益の為に従業員に無駄な仕事をさせて、損失を被っている。引き換えに、綺麗な事務所で仕事が出来る。プラスマイナスでいえばマイナスの要素が大きい。
内装や外装工事ばかりしている経営者は労働者の利益を考えていない。


それなら、労働者も経営者の利益を考えないで働けばいい。
工事ばかりにコストをかけているなら、仕事も自分の利益になるやり方をするべきだ。
仕事はリストラにならない程度のサボる。納期が厳しくても気楽に仕事をする。間に合わなくても、定時帰宅すればいい。
残業をするにしても、生活費がかさんで、支払いが辛い時だけすればいい。残業をするのに、仕事量は関係ない。
会社にとって損失になる働き方は労働者にとって得する働き方になる。徹底的に、会社に損失を与える働き方をすればいい。
従業員が仕事を頑張って、利益をあげたとしても、無駄な工事ばかりが増えて、給与が上がることは無い。工事する為の準備や打ち合わせで余計に仕事が増える欠点もある。
それなら、最初から利益を出さない働きをすればいい。無駄な工事も減って仕事が2重に楽になる。


内装や外装工事ばかりしている企業の経営者は自身の利益だけ考えている。
労働者も同じ様に自身の利益を考えて働けばいい。