進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

課の目標達成する必要が有るのか

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会社の課ごとに利益の達成目標があると思う。毎回、目標達成する為に苦労している印象を受ける。
「今期の目標達成は楽勝だった」なんて話は聞いたことが無い。いつも管理職は「苦戦しているから、目標達成の為に頑張てくれ」と従業員に協力をお願いしている。
正社員をしているなら目標達成の為に協力する必要があると考え勝だ。しかし、正社員だからと言って協力する必要が有るのか疑問に思う。
企業にとって得をすることは、労働者にとって損失になることになる。
目標達成の為に労働者として出来ることは、安い給与で長時間労働をすることだ。
企業にとっての利益目標に近づけるには、人件費を抑えるのも1つの手段になる。少ない人数で多くの仕事をこなすことになるので、仕事は多い、給与は安い働きをする羽目になる。
目標達成は労働者目線で見て達成すると損失しかない。


目標を達成できたとしても、次の目標値が上がるだけだ。
達成すると、目標値が上がり達成する為に更に激務を強いられる。目標を達成しても楽にならない。仕事どころか、私生活もきつくなる。
目標値が最低限達成する値になるので、達成しても給与が上がらない。
逆に達成が難しくなると、更に安い給与で働いたり、長時間働くことになる。
ブラック企業だと、目標の達成が出来ないのは労働者の責任であるかの様にされる。酷い場合は、利益が出ていないからサービス残業で取り戻すことを強要される。
ここまで酷い企業は稀だろうが、達成できないと何かしらの形で会社に尽くさせようとしてくるから要注意だ。
労働時間が長くなると、私生活の時間が取れない。時間をお金で買おうとする。自炊すれば安い食事がとれるが、時間が無いと外食になるなど、生活費が高騰する。
目標達成できても給与が上がらない。更に目標値が上がるだけで、労働時間も短くはならない。達成できなければ、更に激務をさせられる羽目になる。
労働者目線で見ると、課の目標は損失しかない。


労働者目線で見ると目標値なんて意識する必要は無い。
目標値を意識すると、精神的にキツイ働き方になる。常に気を張った状態で働くことになる。
振られた仕事は、可能な限り早くこなす。定時帰宅で間に合わなければ長時間労働をしてでも間に合わすことになる。
無理をしてでも、間に合わせると、上司はこの量をこなせるなら、次はもっと多く仕事を振ってくる。常に激務をこなすことになる。
労働時間だけ長くなるが、給与は上がらない。仕事が辛くなるだけ。
僕は、目標値を意識せずに気楽に働けばいいと思う。
目標が達成できなくても、責任は管理職が取ることになる。損失は経営者が持つことになる。
末端の雇われにとって損失は無い。逆に目標を達成する為に働くと損失しか出ない。
「目標を達成しろ」と言っている管理職も、努力したところで、給与は変わらないのだから気楽にすればいいのにと思う。
達成できなくて怒られた時は、適当に聞き流がして、努力しているフリだけしていればいい。給与にならない仕事はするべきでない。


目標が達成が困難なのは、経営者が儲からない仕事をしているから、雇われの立場で経営や事業の方向性を決めることが出来ない。
儲からない事業をいくらしても利益は出ない。薄利多売の仕事をしても苦労するだけだ。
逆に利益が出たとしても、経営者や株主の取り分が多すぎると、目標値が高くなり達成が困難になる。
達成できるかは経営者に掛かっている。労働者に目標達成させる努力をさせるのは筋違いだ。


達成目標を設定するのはいいが、労働者が定時まで働いて達成できるように設定するべきだ。
達成が出来ないのは、設定値が厳しすぎるか、経営者や株主が利益を取り過ぎている。労働者にどうにかできる問題ではない。
労働者は、目標なんて気にせずに気楽に働けばいい。