進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社畜は怒ってもいい

社畜といえば、報われないのに経営者を儲けさせる為に必死に働いている。徹底的に搾取されるものだから、時間もお金も残らない。結婚なんかすれば、定時帰宅するとお金が足りないので、仕事が無くもても残業をする始末だ。マイホームを購入しようものなら、経済的に困窮して逃げることすらできなくなると思い込んでしまう。実際のところはなんとかなりそうだが、辞めれないと思ってしまう。社畜は必死に働いて30年程かけてローンを返済をする。返済が終わる頃のは、赤いちゃんちゃんこ着ている年齢になっている。若い間はローンを返し続ける羽目になる。一方で経営者は、事務所と称して社畜からピンハネしたお金で、身内しか住まない家を購入する。ついでに利益を減らして節税までする始末だ。社畜の家の買い方と比べると天と地ほどの差がある。経営者も自分の収入から家を買うべきだ。他に車を買うにして、社畜はボロい中古車しか一括で買えないのに対して、経営者は社用車と称して会社のお金で高級車を乗り回している。儲かっているなら私利私欲に会社のお金を使わずに社畜に払ってやってもバチが当たらない。

ブラック企業の経営者は、給与を増やすことを考えるどころか、更に社畜を絞る方法を考えている。徹底的に搾取しないと気が済まないのだろう。経営者が社畜を絞ることを考えている一方で、社畜は仕事を必死にやって経営者を儲けさせることしか頭にない。自分の時間を使い尽くせば、今度は部下の時間をどうやって使い潰して仕事をやるか考えている。社畜はどこまで絞られたら気がすむのだろうか。

本来なら、経営者に対して怒っても良いはずだ。社畜は私生活を犠牲にしてまで経営者尽くす一方で、経営者は搾取することしか考えていない。その結果、経済的に苦しくて、自分の時間が殆ど取れない生活を余儀なくされている。社畜は、ここまで絞られても経営者に何も言えないのが残念だ。経営者の前では頭が上がらない。訳の分からない要求をされても「はい」としか言えない。部下の前では「俺は言いたいことを言う」と豪語していた社畜上司ですら経営者の前では何も言えない。その部下が「経営者に言いたいことがあるなら言って下さい」と背中を押しても何も言えない。そんな上司を見かねた部下が「僕が経営者に言ってやりますよ」と言えば、辞めさせる始末だ。そんなんだから、舐められて安い給与で使い潰されている。

社畜は徹底的に絞られているのだから、経営者に対して怒るべきだ。会社のお金で自宅や高級車を買う一方で、売れ残りの土地でしょぼい家を買うのに30年ローンを組んで、ボロい車に乗るだけでお金が足りない。悔しくないはずがいない。経営者に「もっと給与を上げろ」と怒るべきだ。「給与が上がらないなら、給与相応の働きしかしない」と言ってやればいい。社畜の給与はバイトでも稼げる額だ。相応の働きであれば単純作業だけして、余った時間で求人を見漁って、良さげな所に応募して、履歴書を業務中に書けばいい。転職先が見つかれば転職する働きが給与相応の働きだ。

仮に言いたいことを言って、給与相応の働きをして解雇されてもいいだろ。どうせ社畜人生なんてやっていてもつまらない。社畜の給与で買えるものは、たかが知れている。だから失うもの大したものは無い。経営者に怒ったとしてもリスクは少ない。だから、不満があるならどんどん言えばいい。言われても困るのは経営者の方だ。

改善せずに放置すれば、従業員が仕事をサボる。転職して事業が回らなくなる。そうなれば、会社のお金が自分の為に使えなくなる。収入も減ってしまう。最悪の場合は倒産も有り得る。一方で社畜は、会社が潰れたところで次を探すだけだ。元々薄給で生活していたのだから、生活に困らない可能性も十分にある。言いたいことを言われて困るのは経営者の方なので、怒ってやればいい。