進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

無能に徹しよう

有能じゃなくて良かった。新入社員の頃は仕事を必死にやろうと思って頑張った時期があった。やる気が空回りしてミス連発する。無能認定を受けて、楽な仕事になった。今思えば、良かった。仕事は楽になったが、給与が変わることもない。ただ、仕事が楽になっただけだ。

評価も下がらない。これについては良いのか悪いのかわからない。昇給が少ないので、評価なんてどうでも良いし、興味もない。どうせなら低い方が今後、難しい仕事が振られることがないから気楽に働ける。恐らく、上司も低い評価が付けれないから標準的な評価にしているのだろう。低い評価を付けると、上司の指導不足とされて、自身の評価も下がってしまう。上司にとって評価は大事なものだろう。僕と大違いだ。

雇われ仕事をしている間は無能な方が得をする。仕事が楽になるが給与と評価は変わらない。有能である必要がないと思う。これは、僕が勤めている会社だけの話でない。

先日、ファミリーマートで早期退職者を募集した。退職金の割り増しも出して、就職支援もするとのことだ。希望以上の応募者が集まってしまい。選考することになった。辞めて欲しい人と残って欲しい人に分けた。辞めて欲しい人には退職金の割り増し分が支払われる。一方で残って欲しい人には割り増し無しになった。結果的に早期退職者を希望した人も会社に残る。

残って欲しい人は、社内では優秀で、仕事も沢山こなした人なんだろう。辞めて欲しい人は、社内評価では無能とされて働きもイマイチな人だろう。優秀な人が、早期退職すれば退職金の割り増し無しで、無能な人が早期退職すれば退職金が割り増しされる。優秀な人が報われない。優秀な人は早期退職希望するまで、いい働きをして、辛い思いをする機会が多かったと思う。雇われ仕事は、能力より勤続年数で給与が上がっていく。給与も大して多くはなかったはずだ。仕量を考慮すると、割に合わない差しか無いと思う。更にいい条件でも早期退職もできない。優秀な人は報われない。一方で、無能な人は仕事量の割に高い給与を貰い、早期退職で退職金を多めに受け取って退職する。

雇われ仕事をしているうちは、優秀な人は報われない。難しいい仕事を沢山こなしても給与はあがらない。上司から仕事が出来ると評価されると、更に振られる仕事の難易度が上がり、量も増える。働き続けて、もう十分働いたから早期退職制を利用して辞めようとしても止められる。いつまでも報われない。

給与が変わらない雇われ仕事をするなら無能な方がいい。優秀な人も無能に徹するべきだ。能力を発揮するのは雇われ仕事以外で発揮したらいい。

優秀な人は働き過ぎに気をつけろ。