進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社畜をするなら馬鹿でいい

社畜は優秀である方が良いと思われ勝ちだが、優秀で良い仕事をしても本人がとくすることは無い。
給与は他の従業員と変わらないのでむしろ損である。一層のこと無能な方が得をするのでないかと思うようになった。

社畜をするなら、どの数字が大きいか判断できればそれで十分だと思う。
さすがにこれが出来ないと安い給与で働いていることに気が付かないから損する。
先輩で掛け算や割り算は得意ではないけど、俺の給与は他と比べて少ない気がする残業も多いのも嫌だからと言って転職した人が居る。その結果、給与は高くなり定時帰宅できている。
休日は少なくなったが、給与が上がって満足している。
逆にかしこい人は、リスクを考えて動けない。給与が上がっても他の条件が悪くなったら困るリスクを考慮すると、職場に残った方がいいと判断している。
僕も転職活動をして経営者と話したり、転職した人に聞いたり。多数転職した人のブログを読んでいると、共通して言っていることは、給与が高い会社は他の条件もいいとのことだ。
単純に給与がいいところに転職できたら、満足度の高い条件で働けることになる。
リスクを考えて動けないので損する。

転職以外にも損する。
職場では数字が大きいか判断できるだけの人より、数学が出来て、読解力もあり、パソコンにも強い人だと出来る職務の幅も広がって活躍できると思うかもしれないが。
労働者をしている限り活躍する利点が無い。優秀な人が利益を出したとしても、経営者が儲かるだけで、労働者には決まった給与しか振り込まれない。
給与が上がらないだけならまだいいが、業務が激務になる。
能力が高い人は、簡単な業務から難しい業務までこなせてしまう。
出来る仕事が増えると、振られる仕事が増えて激務化する。間に合わなければ残業や休日出勤してまで仕事をする羽目になる。
仕事が出来るからといって給与は上がらないので、残業手当てや休日出勤手当ての単価が安いので給与は大して上がらない。
限界まで仕事を振られると、ストレスでうつ病になる可能性もある。いざ、うつ病になったら仕事を振った本人ですら「自主的に仕事をしたのだらか自己責任だ」と責任転換する始末だ。
自主的に体調を崩すまで仕事はしない。ましてや雇われの立場でそこまで頑張れない。所詮は他人の事業の手伝いに過ぎない。そんなもの為に体調を崩すまで働くなんてあほらしい。
仕事が出来るだけ損するのが、労働者である。優秀な人の働きを見ていると大変そうだ。

一方で仕事が出来ないと、難しい業務を任せることが出来ない。任しても出来ない。もしくはミスだらけで、使い物にならない仕事を提出されて修正の方が大変だ。
納期も間に合わないとなれば、仕事を振った上司の責任になる。無能な人には難しい仕事を振ることが出来ない。
簡単な業務しか振られない様になり、仕事が楽になっていく。
給与は上がることも無ければ、下がることも無いので、簡単な業務しかしなくても給与は同じである。
元々、昇給も少ないので、給与差も付きにくい。
それでも、不満があれば転職する。給与が高いところに入れたら、給与も上がる。実際に簡単な業務をしている人はストレスも無く自由に働いている印象だ。
能力が無い方が、労働者をする上で得である。

働いても給与が上がらないなら、優秀な人しか出来ない仕事をするだけ無駄。そんな働き方をしても損失しかでない。
能力のある人でも、馬鹿になろう。楽な仕事が出来るポジションを勝ち取って、給与に見合う働きをするべきだ。
経営者も自ら損することはしない。それと同じで労働者も損する働きは辞めて、自身が得する働き方をしてもいい。

優秀な人は働き過ぎに気をつけろ。