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個人年金保険控除に魅力を感じる

個人年金自体に魅力を感じないが、個人年金保険控除には魅力を感じる。
サラリーマン大雑把ではあるが年間に80,001円以上の個人年金を払い込むと、40,000円の控除が受けられる。
個人年金に年間80001円かけるなら控除の恩恵を最大限に受け取れることになる。
注意が必要なのは、個人年金は雑所得になるので、定年後受け取るときにも税金がかかる。
例えば月に10万円で年間120万円受け取るとすると、5%の税金を支払う。

所得税率は累進課税式で、個人年金をいっきに受け取ると税率が上がる。
1200万円受け取れるとして、一括で受け取れば、税率が33%で控除額が1,536,000円なので税金が2,424,000円になる。
195万円以下なら税率が5%なので個人年金は、分割にして受け取るのが得策だ。現役の頃にかけた個人年金を全額受け取るまでに、時間かかるか。一括でもらって莫大な税金を納めることになる。
30歳で加入したら、全額受け取れるのが70歳くらいになってそうだ。
この計算はあくまでも、サラリーマンとしての年収が受け取れる恩恵である。
薄給の僕でも年間に100万円以上は税金を払っているので、それに比べると恩恵は少ない気もする。


そもそも、サラリーマンを続ける気も無い人からすると、個人年金に入っても恩恵を受ける期間が短い。
途中解約するとタイミングによっては元本割れする。仕事を辞めて所得が減ると、個人年金保険控除の恩恵は少ない。
払い込んで定年を迎えて、個人年金を受け取るときになると、雑所得税を払う。
自身がサラリーマンをいつまで続けるかによる。定年までなにかしろの形でサラリーマンをする予定の人は、控除目的で入るのは有りだ。

僕のように仕事をする気も無い。楽だからサラリーマンを続けている。
しんどいと思ったら辞めてフリータで最低限の収入を得て過そうとしている人には向かない可能性が高い。
年収が低いと所得税免除の恩恵が無い。

受け取れるときの物価もどうなっているか分からないので、個人年金は控除目的で入るべきだ。
物価が上がれば、個人年金金利は無いに等しい。
所得税率も受け取るときに上がっていれば、控除の恩恵が相殺される可能性もある。
財務省増税したがる。雑所得は、消費税や所得税より容易に上げれる。
貰っている人が少ないので反対も出ないだろう。貰っても自覚が無い人も居そうだ。
先のことを考えると個人年金は得しない商品かもしれない。


老後不安が有る。サラリーマンを長年続ける気がある。税金控除の恩恵を魅力に感じる人は入ったほうがいいのかもしれない。
僕は、税金控除に魅力を感じるが、先のことは分からないので、分からないことに備えたくない。今だけなんとかなればいいと考えている。
8万円以上個人年金を納めて、4万円の控除を受けたとしても、その年に使えるお金が4万円以上減っているので損した気分になる。
サラリーマンを続ける気も無い。僕は今後も、個人年金は入らないだろう。


個人年金保険控除には気をつけろ。