進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

客より部下や後輩が大事

働いていると社外の人の働きを見る機会も有る。様子を見ていると、上司らしき従業員と部下もしくは後輩らしき従業員が一緒に働いていた。
上司の方は、部下らしき従業員には厳しく接しているが、取引先の従業員には丁寧に接していた。
客は大事にするが、同じ会社の部下や後輩には厳しくするのだろう。客に丁寧に接するなら、同じ会社の同僚や部下にも同様に接すればいいのにと思う。

経営者の立場であれば、客を大事にする考えは理解できる。客が居て、従業員に対応させていれば勝手に利益が出る。
客を雑に扱えば、取引がなくなり利益が取れなくなる。そうしたら、利益が減ってしまう。
経営者であれば、客は利益になるので大事にしたい気持ちは理解できる。従業員は直接利益を出さないので、客より雑な扱いを受けるのも仕方が無いのかもしれない。

従業員でれば、大事にするべきは、客より同僚や部下だろう。客に丁寧に接して、いい仕事をしたところで、自身の利益にならない。
丁寧な対応と仕事で売上を確保したところで、給与は殆ど変わらない。本来給与として払われるお金は、経営者の利益になる。
客が増えたところで自身の仕事量だけが増えるが、給与は上がらない。客は仕事だけを増やす存在である。
丁寧に対応すれば、余計に疲れる。給与が上がらないなら、仕事を増やされて、人間関係に疲れるだけである。
なので、逆に客にも部下と接するときと同様の態度を取って、客が減ったとしても、給与は下がらない。
仕事が減って給与が同じなら、客は居ないほうが楽に稼げる。
客は経営者に利益をもたらす存在であって、従業員に利益をもたらさない。従業員目線で見ると客は、居ない方がいい。

従業員にとって利益をもたらす存在は、部下や後輩である。
彼らが、仕事を覚えて働いてくれることで、仕事が楽になる。手伝ってもらうには嫌われない方がいい。
嫌われると、可能な限り距離を取られる。あの上司とは関わりたくないと思われると、新しい仕事を覚えない。振っても断れらる場合も有る。
上司の態度が悪い。気に入らないとなれば、転職する人も出てくるだろう。
部下や後輩に仕事を辞められて困るのは、一緒に働いてる従業員の方である。経営者からすると、退職者を出しても、次を採用するだけである。
新人を育てるのは、先輩や上司で、また位置から育てて、嫌われて、辞められてを繰り返せば、無駄に業務が増える。手伝ってくれる人も居ない。
仕事が終わらないだろう。
部下や後輩が育って、一緒に仕事をする存在になれば、仕事を楽に終えることが出来る。給与は変わらないが、仕事が楽になれば、実質的には得をしている。
気をつけないといけないのは、仕事が楽に終えることが出来ても、新しい仕事を入れないことである。
早く仕事を終えて、新しい仕事を入れると、仕事が辛くなるので、意味が無くなる。早く終える実力があっても、楽にゆっくり仕事をするべきだ。
従業員にとって、利益をもたらす存在は、客ではなくて、部下や後輩である。
客より、同僚や部下の方が大事である。

給与が増えない従業員は仕事を増やすことより、楽に仕事をするかが重要である。
楽に働くためには誰を大事にするか考えると、客より部下や後輩である。
客に接する態度よりも丁寧に部下や後輩に接しても損は無い。
給与が上がる職場でのみ、客を大事にすればいい。