何十年に一度の雨が降ったのだから水害が起こっても仕方がないと言った発想が有るが、本当なの。多くの水害は防げたのでないかと思う。
観測史上最高の雨も全国に多数あるアメダスのうち1つを取り上げて、行っているに過ぎない。観測史上は多数回起こせる。テレビを見ていると雨が増えた印象を持つが、実際の雨量は増えていない。雨が増えた印象を持たせて、水害は仕方ない印象を与えている。
ダムを作って川に入る水を溜めておけたら決壊が防げたはずだ。ダムが一番コストが少なく決壊が防げる。ダム以外の対策をするとなれば、堤防を強化するしかない。
川は血管みたいに枝分かれして、全ての堤防を強化するとなれば相当なコストがかかる。ダムを作って川の根本で制御したら、多くの水害が防げる。
ダムが作られないのは、知事や政治家がお金をケチっているからである。何が何でも緊縮したがるから、作りかけのダムですら工事を辞めてしまう。
民主党政権の頃に作りかけのダムまで工事を辞めている。ダムを増やしていたら、多くの水害が減って、民間の資産や命が失われることが無かった。
ダム工事をケチったが為に、水害によって経済的なダメージを受けて、人が無くなっている。
水害を起るきっかけを作った政治家は知らんフリをして、ダムの工事中止は最終的に知事が決める。その知事は「自分は選挙で選ばれたから民意でやった」と言い逃れする始末である。責任は市民に有るとでも言いたいのだろう。
ダムは一番少ないコストで水害を防げるのだからするべきだろう。それで、民間の経済的な損失だけでなくて、命まで守れるのだから安いもんだろう。
工事を中止するなら、政治家や知事は国民の命や資産より、財政削減を取ると宣言するべきだし。ダムを造らないことで、川が決壊する可能性が上がると説明するべきだ。
毎回の様に数十年に一度と言っているが、毎年の様に数十年に一度がどこかで起こるのだから、ダムを作って備えるべきだろう。
根拠が無くて下らない財政緊縮の為に命を失う選択を許していいとは思えない。
