個人でゴミの分別を求められていると思う。
ただ、一人一人が分別したところで分別に差が出る。ある人は、業者がする並の完璧な分別をする。
一方で、全く分別しない人も居る。可燃ゴミに空き缶を入れて見たり。松岡修三波の熱量なら、燃えて気体になるが、焼却炉にそんな熱量は無い。
両者の間の人も居る。
回収する際にはこれらの人が分別したゴミが混ざるので、分別できていないゴミが焼却炉に集まる。
業者が分別して、焼却するので、2度手間である。
個人個人でする分別の時間を累計すると相当な時間になる。その時間が全て無駄になると考えると勿体無い。個人でエコの為の分別をしないで、業者がまとめてやったほうが効率が良い。
個人でやると効率が悪くて失敗した事例もある。
かつて、鉄の生産量が国の豊かさを決める時代があった。青銅より鉄製製品の方が性能が高い。
武器にしても鉄が優れている。道具にして耐久性が高いので、生産性が上がる。
中国は、鉄の生産性を高めるために、個人の家庭で鉄を生産させた。鉄の性能が低くて使い物にならなかった。
個人個人で多大な時間を使って生産しているので、国としての生産性が落ちたのでないかと思う。
結局、企業が生産しないと、使い物にならない質の仕事になる。
日本でやっているエコも同じ失敗をするのでないかと思う。
無駄な、仕事を増やすたびに、貧しくなっていく。
本来なら、世代が新しくなるたびに豊かになる。
無駄なエコをしていると、今の世代より、次の世代の方が貧しい、次はもっと貧しいなんてことが有り得そうだ。
個人でするエコは効率が悪いからするだけ、労力の無駄になる。
無駄なことをしていると、経済的なパフォーマンスが落ちて、給与がエコになる。
エコな給与では生活が維持できないので、長時間労働をして、給与を維持して、消費も沢山する。
結局エコにならない。
