進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

人件費カットの為に海外に出て行く愚行

中国に出資した大手企業のサラリーマン経営者は、労働者の鏡。飛ばされる側はたまったもんじゃないが。
日本の会社が共産主義国に出資しても、回収できない。
工場を建てて、しばらくして売却して撤退すようと思っても、工場は売れない。現地で、株を発行していても撤退する時には売れない。共産党の先生方の許可がいる。自国の資産を逃がすわけが無い。
出資したお金が回収できない可能性が高い。

大手企業のサラリーマン経営者が中国に出資するのは、自分が経営者している間は儲かれば良くて、その後はしった事じゃない。
サラリーマン経営者は、ワンマン経営者と違って長く経営者でいられない。
回収不能になる前に引退していれば、安い人件費を利用して業績だけ上げて引退できる。
現地の安い労働力を使って、自分が経営者側に居る間だけ、利益が出ればいい。
出資するお金も会社のお金であって、自分の物ではない。回収できなくても自分は損しない。
回収できないと分かったときに自分は経営者側に居なければそれでいい。
サラリーマン経営者からすると、他人のお金を回収できないところに出資して、自分が会社に居る間だけ業績を上げていい評価を得る。
回収できないと分かる頃には後任者が経営者をやっている。損失が出ても他人である会社のお金。
会社に損失を与えながら自分は、成果を出す。問題が起こる頃には自分は責任の無いポジションに居る。サラリーマンとして理想の働き方だ。

ワンマン経営者が出資しないのは、自分のお金だからだ。
出資しても回収できない国に自分のお金を出資したくない。
経営者で居る期間も長い。後任者も自分の身内である場合は、損失をだせば、自分か身内に返ってくる。
短期的に利益が出ても、出資したお金が返ってこないリスクを考えると出資はしたくない。
自分のお金を使って出資する認識があるから、リスクがある国には出資しない。
経営する期間も長く。次も身内なら、尚更だろう。

中国に出資した大手企業は、今になって困っているのでないだろうか。
人件費を抑えようとした結果、出資して建てた工場が回収不能に陥る。
中国でも人件費が上がっていけば、安い人件費で生産する利点も失う。
中国に工場を建てて資産を残して撤退しただけになる。人件費を削ろうとして工場を持っていかれたでは、冗談にもならない。
結局のところ、中国の方が一歩上手だった話し。

いい加減、まともな給与を払って日本で生産すればいいのにと思う。
人件費を安く抑えようとしても結局、会社に返ってくる。
人件費を抑えようとして、工場が持っていかれたでは意味が無い。
日本なら自由な取引が出来て、出資した工場が政府に持っていかれることもない。