進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

楽すればいいのに

薄給企業に勤めているとたまにトラブルが発生する。会社のトラブルなんて放置していればいいと思う。
社畜は違うみたいだ。

会社のサーバーにアクセスできない状態になり、出来る仕事が限られる。
従業員は、復旧する為に必死になっている。他の部署まで巻き込んで作業している。
高い給与を貰っているなら会社の利益が出ないと維持できないが、その従業員達は薄給の中の薄給である。
給与をカットしないと言うかこれ以上カット出来ない。
従業員を確保する為に最低限の支払額だから、仕事が減っても給与は下がらない。
これ以上下げると退職者が続出して仕事が回らない。こなせる仕事が減り、利益が減ったとしても給与は減らない。

薄給従業員は、仕事量に関係なく給与が支払われる。100仕事しても10仕事しても給与が同じなら、10仕事すれば単価が10倍になる。
会社が仕事の単価を10倍にすればすごく優秀だとされる。
不思議なことに、従業員がこうして自分の仕事の単価を上げると悪いとされる。
仕事の単価を上げて会社を儲けさせるのが良いなら、従業員も仕事の単価を上げても良いはずだ。
それに、サーバーにアクセスできないのは、会社の落ち度である。従業員からすると専門外の仕事であり、従業員が復旧する必要が無い。

サーバーにアクセスできないで仕事が限られるなら、やる仕事が減って良かったと考えるのが普通だと思う。
仕事が減った分、楽に仕事をするのも有りだし、早退するのも有りだ。
仕事が増えたところで給与は増えないが業務の負担が増える。やればやるだけ損なのが雇われ仕事の悲しいところ。
従業員として可能な限り復旧しないで欲しいと考える筈だ。
薄給の従業員が自ら復旧させて仕事を増やしても意味が無いだろう。
仕事が出来なくて困る奴が復旧させればいい。困る人は高い給与を受け取っている連中である。
薄給従業員は、復旧するまで気楽に待っていればいい。
早退して、次の日に来ても復旧していないなら、また早退してを繰り返せばいい。

サーバーにアクセスできないに限らず、会社の設備が故障したなどで仕事が出来ないときは、復旧するまで気楽に待っていればいい。
自分で対策して早く復旧させたとしても、仕事が増えるだけで給与は増えない。
利益にならない仕事はしないが得策。