進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

貿易赤字の何が問題なの

貿易赤字になるとすぐテイヘンだと言い出す人がいる。
恐らく赤字と聞く条件反射的に大変な事態だと認識するのだろう。

貿易赤字と自身の家計の赤字を一緒にしてはいけない。
世界全体の貿易赤字と黒字を全て足すと0になる。
貿易で黒字を出すには、赤字である国が無いと成り立たない。
黒字傾向に有るのは、発展途上国である。
学校で日本は材料を仕入れて加工して儲けて上手くいっていると学んだがそれは、発展途上国ならそうした傾向があるってな話し。
日本が先進国の仲間入りしているから赤字化する傾向がある。
その赤字も大した問題ではない。

仮に日本の都道府県ごとの貿易収支を算出すると、東京都は貿易赤字になる。
逆に北海道や田舎の県は貿易黒字になる。
北海道では農産物を量産して都会で消費される。
田舎だと工場で生産して都会に売っている。
東京都の様な都会は、貿易赤字になる。その東京都の財政は極めて良好な状態だ。資産が30兆円近くある。
東京はお金が有る人が沢山居るから購買力が有る。
一方で田舎は生産物を自分のところでは消費しきれないので都会に売る。黒字になる。

国内で貿易黒字が良いとなれば、田舎の地方自治体を目指すとなる。
事実は逆で東京都を目指す地方が多いと思う。

沢山消費できるところは、貿易赤字になる傾向がある。
貿易赤字自体は問題にならない。