ロシアから大手企業が撤退している。
各国のロシア制裁に協力しているのだろうと考えるのは安易過ぎる。
ロシアで商売して儲けたところで意味が無くなる可能性があるからその前に撤退している。
ウクライナを攻めてからというものの、ロシアのデフォルトする可能性がうなぎのぼりだ。
デフォルトする可能性を簡単に知るにはCDSをみればいい。
各国のデフォルトする際の保険がある。
保険はリスクが高いと掛け金も上がる仕組みだ。
僕らに身近な個人保険もリスクが上がると保険料が上がる。
CDSもそれと同じ。
ロシアのデフォルトする可能性は1年間で20％になっている。
ということは、5年に1回はデフォルトする。
デフォルトすれば、ロシアのお金の価値が無くなる。
外国の企業からするとロシアで商売して通貨を手に入れても、デフォルトされたでは、ドルや円に交換できなくなる。
そうなれば、儲けはロシア国内で使えるかもしれない。
ロシア国内で使うものを全て国産で賄える条件付きで、国内限定での通貨として利用できる。
全部生産できないので、ロシア国内でもインフレが起こってお金の価値が暴落する。
何処でもつかえないお金を稼いでも意味が無いということで、大手企業が撤退している。
もしかしたら表向きは「撤退理由は制裁に協力する」という経営者が出てくるかもしれない。
実際には、デフォルトする可能性のある通貨を稼いでも意味が無いから撤退するのが本音だろう。
それにしても、賃金が安いからと言って、海外に出て行っても上手くいかない。
賃金が安い国はそれなりの理由があって、経済成長が遅れているのだろうと思ってしまう。
特に独裁者が居れば可笑しな政策を取ったりとか有得るからな。
メンツを潰されたら暴走したりと、何をやらかすか分からない。
賃金が安いからとってそんな国に投資するのはギャンブルやっているのと一緒だろ。
ギャンブルやっといて損失を出したら被害者ズラだから訳が分からん。
ハッキリ、低賃金で労働者を働かせようと思ったて出資したが失敗して撤退したって言わないと。
そんな企業の経営者より、プーチン大統領の方がやんちゃだっただけの話だろ。
