進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

努力が足りないだけか

年が明けて気が付けば受験シーズン。
現役の頃は、成績が伸びなくて悩んだ僕です。

当時は、勉強してたが成績が伸びない。努力不足かと悩んでた。
成績が悪い=努力不足となるのは、子供の頃から、勉強が出来ないのは努力不足だと怒られ続けた結果だろうな。
それって、努力だけの問題なのと疑問に思う。

成績が悪いとすぐに努力不足だと言われるが身長が低いと悩んでいてもお前の努力不足だとは言われない。
親の身長が低いと、努力したところで高身長にはならない。精々、親より少し身長が高くなる程度が限界だろう。
努力したところで、高身長の親から生まれた人を越えれない。この人が身長を伸ばす努力をしなくても身長の低い親から生まれた人より高くなる可能性は高い。
普通は、遺伝的に身長が伸びないのは仕方が無いとなる。
成績に限っては偏差値の低い親から生まれた子供でも、努力不足と怒られる。

身長と同じで学力もある程度遺伝で決まる。
なので、偏差値の低い親から生まれたらいくら努力しても偏差値の高い親から生まれた子供を越えるのが難しい。
結果的に、偏差値の低い親から生まれたら努力をした割に成績が低い。
勉強が出来ない=努力不足と言われるのは理不尽過ぎる。

学力も身長と一緒で、ある程度遺伝で決まる。
偏差値が低い親から生まれたら成績が悪いのは仕方が無いと考えてもいい。
そう考えると、学生本人も気楽に勉強できる。
勉強しても優秀な人に勝てないのは、遺伝である程度決まっているから仕方が無いと気楽に勉強できるし。
親と同等の学校に行けたら十分だと思える。

たまーに、自分が勉強が出来なく偏差値の低い学校に行って苦労したなので、子供に同じ過ちを犯してほしくない。
だから、偏差値の高い学校に行って欲しいと考えるのは間違っている。
自分が勉強できなかったなら子供の勉強できない可能性が高い。
子供が努力したところで、遺伝が障害となって成績の伸びを妨げる。
子供の学力を伸ばす為に出来ることって、可能な限り偏差値が高い相手と結婚すること。
生まれた時には、既にある程度決まっている。


ってな具合に偏差値が低い自分を正当化してみた。
オッサンになれば学歴なんてどーでもいいことに気が付く。
偏差値が公立中学校より低い高校に行った高卒先輩が、一応大卒の僕の倍の月収を稼いだり。しかも複数名居る。
一方で東京大学に行った人が自己破産して、今も経済的に余裕が無かったりと。
周りを見ていると学歴が有れば経済的に成功するとは限らないんだなと思った。
学歴は大して重要ではないが、勉強は大事だと思う。無知だと騙される。
例えば、確率や期待値について何んとなーく知ってたら、保険屋やギャンブルでボッタくられる額が少なくて済む。