欠員が出たから異動してくれと上司から業務命令が出た。
僕の職場は、給与不足と2交代の長時間労働により常に欠員が出ている。
毎月どころか毎週出ているんじゃないかな。
欠員は単なる口実なんだろうな。
本来なら、欠員を出さない対策をする。
辞められない程度に給与を上げて、2交代を辞める。そうでもしない限り、結局また退職者が出て人手不足になるの繰り返し。
異動させて、補充要員を入れたところで退職していく。
穴が開いたバケツに水を補給しているのと同じ、先に穴を埋めるべきだろ。
結局のところ、辞めさせたい人を2交代に異動させて、続けれるなら職場に残っていいよってな具合に利用しているのだろうな。
僕が2交代に飛ばされる本当の理由は、残業しないところだろう。
慢性的に残業が有る職場で、定時帰宅されると都合が悪い。
職場の忙しさを計る指標が残業時間だからな。
残業しない従業員が居ると、新入社員の獲得が出来ない。
忙しいから新人が欲しいと経営陣に要求したら「あなたの部署に残業していない人が居るだろ、彼に残業させればいいじゃないか」となる。
他にも、部下に仕事が振れていないから残業時間にバラつきが出ると評価されていそうだ。
上司にとって、残業しない部下は都合の悪い存在でしかない。
確かに仕事が多くて残業しているなら、仕事が多い＝残業が多いのは正しい。
実際のところ、仕事が多いからじゃなくて給与が少ないから残業している。
家族が居て40代主任でも定時帰宅したら手取り月給が20万円超えない。主任になる位だから標準以上の評価はされ続けている。
それでも、手取りが20万超えない。
足りない分は、残業代で稼ぐしかない。
仕事が無くても残業するしかない。
全く仕事が無い時期でも残業している。
残業量＝従業員の生活費が正しい。
給与の安い会社では、残業で仕事量を計ることが出来ない。
そんなデタラメな基準で異動させる人を決めたり、新入社員の振り分けを決めている。
基準が狂ってようが、都合が悪い奴は異動させてつつ社内政治するのが会社に残るコツなんだろう。
僕は、生き残りたくないけど。
