進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

セミリタイアした

セミリタイアしたと言ったら聞こえが良いが、実際のところ2交代勤務の現場に異動させられそうになって逃げてニートになった。
ニートの定義は35歳未満なので、もうすぐ35歳になる僕は、無職にキャリアアップする。
仕事から逃げるかの様にして退職したが、セミリタイアなんて逃げる為にするものか。
仕事が辛いとか、長時間拘束されたくないとか、税金の天引きが嫌だとか、給与が安いかたと言った不満から逃げた結果、セミリタイアする人が殆どだろ。
色んなセミリタイアブログを読んできたが、ポジティブな理由でした人は、知らない。

僕が逃げのセミリタイアに至った理由を考えてみた。
大きなきっかけになったのが異動の話だ。
面談で上司は、欠員が出たから2週間後には、移動して欲しいと言ってたが、僕が居た職場では、毎月いや毎週の様に欠員が出ている。
2交代で低賃金労働なので辞めるに決まっている。求人を見ても最低の条件だ。
就職する気が有る人なら「辞めても今よりマシな職場なんていくらでもある」と思いながら辞めて行く。
欠員が出るから、残った従業員で穴埋めさせられて更に長時間労働になる。そうなれば、更に辞めての繰り返しだ。
欠員は口実に過ぎないし、欠員なら急に異動になった理由にも使える。
実際のところは、前から異動するのは決まっていて、何カ月も前から通知してたら異動までの間に転職して逃げられる可能性が有るから間際になって通知している。
やり方が、姑息だ。

本当の理由は、残業しないからだろう。
残業しないあいつは気に食わない、だから2交代勤務の現場に異動させたら残業すると考えたのだろう。
今回はたまたま、僕の残業時間が短かったから異動になっただけで、他の人の方が短かったらその人が異動になってただろう。
残業しておけば良かったなんて思うことは無く。してなくて良かった。
職場に残りたいと思っている人は、上司の望む部下になろう。僕の場合だと残業することだった。
結果的に異動の話が出たタイミングで退職を申し出れた。
タイミング的に止められることもなく、有給消化もスムーズに行えた。
ほぼ、ベストな辞め方ができた。
異動の話が出なかったら、不満を言いながら仕事を続けていただろう。
それで、年を取った時にこんなに働くんじゃなかった何のための人生だったんだと後悔してただろう。
今の年齢だとギリギリ若い時の体力を維持しているし、最初に老化を感じると言われる老眼も来ていない。
若い時と比べると6体中5体は維持できている。5体とは頭と両手足、維持できてない6体目はチン..これ以上は辞めておこう。
これだけは、20代を比べると劣化している感が否めない。

辞めるとなった時は、セミリタイアの準備はしておいて良かった。
やったのは節約と他のセミリタイアブログを読んで情報収集とお金のかからない趣味を持つことだけ。
僕がしたのは、他のセミリタイア者とやっていることは少ないので、万全ではないが、辞めてすぐに困るはない。
だから、一時的かもしれないが逃げれた。
現代の労働者は、セミリタイアの準備は必須だな。
働いていると何が有るか分からない。
職場の評価なんて単純に仕事の能力で決まっているとは思えないし。
僕より仕事が出来ない後輩の方が評価が高くて、ボーナスは10万円位高かったし昇給も10倍あった。
その評価を元に劣悪な環境の職場に異動させられたりと。そんな時にセミリタイアの準備が一切出来てないでは、従うしかない。
準備さえしておけば、異動に限らず嫌な要求は断れる。
それで「辞めろ」と言われたら辞めればいい。

ダラダラと書いているがまとめると、
異動が嫌でセミリタイアしたという話。