早いもので、職場での戦力外通告（面談での異動を告げられる）を受けた際に退職を申し出て12日経った。
当時は後10日も出社しないといけないのかと思ったが、今日含めて4日の出社になった。
後輩にラスト4日でお別れやなと話をしてたら「先輩、無職するのって惨めじゃないですか」と聞かれた。
良い質問だね。
僕は、働いている時が一番惨めだ。
職場で図面描いている時も掃除している時も惨めだった。
何をしてても、薄暗い工場や事務所に閉じ込められて、下らない上司の指示に従って労働している時が惨めで仕方ない。
必死に働いたとしても、報酬として仕事が増えるだけ。
その働きによって利益が出たとしても経営者の懐に入るだけで、肝心の給与は据え置き。その経営者は労働者と比べ物にならない程豊だ。
一度、頑張ると次も頑張ることが当然とされ、サボると低評価が付けられて更に惨めな思いをする。
惨めな給与からは、税金が天引きされて、僅かな額が口座に振り込まれる。
その僅かな給与を得る為に平日の殆どは労働に費やされる。
フルタイム労働があることで、休日も労働が頭から離れない。
無職が惨めじゃないとは思わないがサラリーマンの方がよっぽど惨めだ。
10年間労働を続けてて、惨めだと思ったのはいつも働いている時だ。
今後仕事を続けても変わらないと思う。
無職は惨めじゃないとは思わないが、サラリーマンよりはマシだと思う。
