進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

職場の人間関係は劣悪化する

職場の上司が嫌いだ。なんだけど、私生活では悪い人ではない筈。
僕以外にも上司が嫌いだけど、職場以外で出会ってたら嫌いにならない人って多いんじゃないかと思う。

何で、職場では嫌な奴になるのか考えてみた。
それは、従業員同士が仲良くなると会社にとって都合が悪い。

例えば、
僕の職場では、常に残業している社畜さんが沢山居る。
仕事が忙しい以外にも給与が安いから生活費を稼ぐ為に仕事が無い時も残業している。
本来なら、社畜さんは、会社に対して不満を持つ。
仕事が忙しいのは、経営者が決める利益目標が高いから達成する為に短納期の仕事を詰め込んだ結果、残業しないといけない。
なので、社畜さんは、経営者に対して「もっと儲かる事業をしろ」とか「目標を下げろ」と要求する。
ワンマン企業だったら経営者一族の取り分が多すぎるとか。
生活費が足りないなら「もっと給与を上げろ」と要求する。
こうされると、経営者は困ってしまう。
儲かる事業をするのは難しいし、目標を下げると利益が減って経営者の取り分が減ってしまう。

そこで、社畜さんの不満は、他の社畜さんに向ければいい。
僕の職場であったのが、上司や先輩の昇給が数百円なのに対して、入社2年目の若手には昇給が6000円にしてたりする。
経済的に余裕のない社畜さん(上司や先輩)は、若手がズルいと感じる。
若手は、仕事が遅いしミスもするのに何で俺より昇給が高いんだとなる。
若手がミスとするたびに責めたり。仕事が遅いと「お前のせいで納期が間に合わないんだ」と言い出す。
そんな事を言われると、若手も社畜さんに対して不満を持つ。
社畜上司や先輩と若手の人間関係が劣悪化する。
従業員同士で不満をぶつけ合い更に劣悪化するのサイクルに入る。

他にも経済的に余裕の有る従業員が定時帰宅してたら、社畜さんは「俺は会社の為に残業しているのにあいつは定時帰宅なのはけしからん」となる。
(実際には生活費の支払の為に残業してても何故か会社の為と言い出す社畜さんが多い)
定時帰宅している側からすると「無駄使いしているから残業しないといけないんだろ」となる。
従業員同士で粗探して、不満をぶつけ合ったり。

いつの間にか、経営者に向くべき不満が従業員同士でぶつけ合っている。
気付いたら経営者には、不満が無くなっている。

労働環境を見ていると従業員は沢山不満が出来る。本来なら全て経営者に向くべきだけど、従業員同士でぶつけ合っている。
だから、職場の人間関係が劣悪化する。
働いている間は、人間関係を諦めるしかない。