進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

フルタイムで働いているのに生活に困っている

独身で誰も養っていない人でフルタイムで働いているのに「生活が苦しい」と言っていることを聞いたことが有る。
実際には、「遊ぶのにお金がかかりすぎて生活にお金が回せない」とか「趣味にかけるお金を捻出するために、生活が苦しい」と言う方が正しい。
このようにいうと、お金にだらしないと思われるから自分を良く見せるために都合が悪い部分を省いて「生活が苦しい」と言っている。


「生活が苦しい」と言っている人に限って、毎週のように飲み会に行っている。
一回の飲み会に使うお金が数千円から1万円位だと思うが、毎週のようにいくと大きい金額になると思う。
経営者と違って飲み会に使ったお金を経費として使って、節税することもできない。サラリーマンだと、給与の金額が決まっているので、使った分だけ給与が減る。


他には、高級な車を維持していたりする。車が必要な地域では、快適な生活をするためには車の購入は必要になる。
標準的な車と高級車の購入金額差だけでも何年分かの生活費になる。高級車は、当たり前だけど維持費も高くなる。重量や排気量が大きくなる分税金が高くなる。
メンテナンス費用に関しても、車の価格が高くなるにつれてついている部品も高くなる。
購入費用と維持費の差額だけでも、家賃が払えたり、食費の支払いが出来るのではないのだろうか。


僕は生活をしていくだけだったら、月に10万円あれば生活が苦しくなることが無いと思う。
生活保護は資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度である。
生活保護は最低限の生活を保障するもので、支給される金額は、東京都で約13万円貰える。東京であっても13万円で生活がしていけると考えてもいい。
最賃で働いていても、月に10万円は稼ぐことが出来る。正社員で働いていたら、この金額より少ないことが無い。
本当に生活を支払っているだけなら、10万円以上稼いだら毎月、家計は黒字になる。


会社で話を聞いていると、入社1年目は貯金が出来ていたけど、何年か経つと収入と支出が同じになって、生活が苦しと言う人が出てくる。
就職した直後は、学生の頃と同じような生活をするから、貯金が出来る。
ある程度お金を持つと、使いたくなる。そこでお金を使って、株や証券などの資産を買いたいと思う人は居ないと思う。
これらを持っていても、面白いと感じる人は少ないし、周りから見ても差が分からない。
普通は、お金を払って維持費用が必要なものを買う。お金を使って、高級な車を買ったりブランド物を身に着けるほうが周りから見ても差が分かる。
高級な車を買ったりブランド物を買いだすと次も今以上のものを買いたくなる。所有する量を増やすにつれて、維持費も高くなるので、いずれ給与と支払い額が同じになるので生活費が苦しくなる。
「生活が苦しい」と言っている人は、収入を上げることを考えているけど、いい方法でないと思う。
給与を増やすために手っ取り早い方法は、残業することである。残業代を稼ぐと年収が上がるが税金も上がるので、働いても生活が楽にならない。
残業を辞めると生活が維持できないので、ずっと残業しないといけない状況になる。


フルタイムで働いているのに「生活が苦しい」のは、生活をすることが苦しいのではなく、遊びや趣味にお金をかけすぎているからだ。
生活を楽にするために残業をして収入を上げるのではなく、維持費がかかるものを所有しないようにしたり、意味のない飲み会をしないようにすることが得策だと思う。