進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事なんてこの程度か

「仕事なんていい加減にしていればいいのだろうな」と思う出来事があった。
一般的に仕事といえば手を抜いてはいけない、仕事=人生と考える人がいるくらい必死にするものだ考えられているだろう。
そんな働き方は、経営者だけすれば十分だ。雇われであれば、自分の勤め先が儲かろうが、損しても関係の無い話だ。儲かっても損しても給与は上がらない。
会社が利益を出せなかったとしてもリストラさるか、会社が倒産するだけだ。そうなると他を探せばいい。
従業員であれば会社の業績と人生とは全く関係が無い。関係があるとすれば経営者だけだ。
儲かる人がけが必死に働けばいい。少なくとも労働者は関係ない。

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仕事はいい加減でいいと思う出来事というのは、ダス○ンでもないのに清掃に力を入れている会社が有る。
そこでは、経営者自らが工場や事務所が清掃されているか確認していて、各工場課長以上の役職を連れて見回って清掃できていない箇所の指摘を受ける。
清掃が出来ていない部署が有り。怒って途中で帰ってしまった。
課長以上の人にとっては、経営者の評価は大事なので、機嫌を損ねた場所は徹底的に掃除をする。
磨いても取れない汚れがある場合は、ペンキを塗ってまで綺麗にしている。塗ってはいけない場所でもお構いなしだ。
設備の稼動部にペンキを塗りたくって、動かなくなることも度々有る。
それくらい、必死になって、清掃をしている。


僕は「そんなに必死になることなんだろうか」と思っている。社長が怒って帰った位で気にすることでない。
経営者が思うように清掃が出来ていないだけで、帰ってしまう仕事なら最初からやらなくてもいい。
どうでもいい仕事だから、気に入らないと言う理由で帰ってしまう。


社長の清掃点検の指摘内容も下らないものばかりである。
経営者が帰って良いなら、指摘内容がくだらなければ、課長も「指摘内容が下らないから、帰る」とだけ言って帰宅するのも有りなはずだ。
もしくは「怒られたくないから帰る」と冗談を言って帰るのも有りだ。


僕の様な仕事に対して無責任な労働者でも、少し気に入らないことが有るくらいでは、仕事を放置して帰らない。但し定時までだが。
殆どの従業員は、必死に仕事をしている。一方で一番仕事をするべき経営者は機嫌を損ねた位で帰ってしまう。
労働者は、経営者よりも無責任に仕事をしてもいい立場なので、もっといい加減に仕事をしたらいいと思う。


労働者と経営者とでは立場も違う。経営者はプロとして仕事をしている。
一方で労働者は、雇用契約を結んで働いているだけなので、プロではない。仕事なんて最低限のことだけこなして、定時になれば帰宅すればいい。
「従業員はプロなんだから責任があっても当然だ」と言うが、雇用契約で働いている時点でプロでないので「そもそもプロでないです」としか返事が出来ない。
プロという聞こえのいい言葉を使って、責任を持たせて給与以上の働きをさせることで、搾取したいだけだ。


僕も確かにプロであれば責任を持って仕事をするべきだと思う。
雇用契約で働く人よりも高い報酬を貰う分は責任が生じるし、最後まで仕事をやり遂げる努力もするべきだと思う。
職場でのプロといえば経営者や委任契約で働くコンサルタントや弁護士くらいだろう。
もちろん、労働者は含まれない。給与も少ないプロとの待遇に差が有りすぎる。「プロとして働け」と言うなら先に待遇の差を改善するべきだろう。


プロである経営者がつまらない理由で仕事を放り出すのだから、労働者は、もっといい加減に働いてもいい。
経営者は報酬が桁違いだ。会社が儲かれば報酬は多く、経費は使い放題できる。権限も有る。一方で労働者は、フルタイムで働いても薄給しかない。
責任感や仕事も報酬分までにしておくべきだ。
経営者が仕事を途中で放り出すのだから、労働者も仕事を放り出してもいい。最初から抱えないくらいでも良いかもしれない。