進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ブラック企業の経営者と面談してきた2

ブラック企業の経営者と活力アップ面談をしてきた」で書ききれなかったことを書く。

面談の冒頭で、「もう勤続年数的に中堅だ」と言われたけど、給与は初任給のサイタマです。


経営者によると仕事は、楽しまないといけないものらしい。楽しめない分、趣味に逃げるのは良くないといっていた。
こんなこと言われても、意味が分からない。
仕事なんて生活費を稼ぐために仕方なくしているだけである。フルタイムで働くいて生活する以上の金額を稼ぐ目的は、趣味を楽しむ為や、将来したいことに向けて貯蓄する為だ。
楽しいことをする為にお金を払う人はいっぱいいるので、仕事が楽しいなら給与を払わなくても、仕事をしてくれる人が居るはずだ。
給与を払わなくて済むなら株式会社にとって都合がいい。利益を出すことが目的なので、人経費が全て利益にまわるし、倒産することもなくなるかもしれない。
実際にすると仕事をする人は居なくなるので、仕事が回らなくなるので潰れる。
仕事をすることが楽しいなら、なぜ囚人が罪を償う為に仕事をするのか説明できない。

 

僕の職場では、長時間労働が原因で過労死をした人を出した。今でも20代後半の同期が会社にこれなくなるなど、僕は自分の課のことや同期のことしか知らないがこれだけ出ている。
実際には仕事でつぶされた人はいっぱいいる。労働環境が悪い状態であることを前提として欲しい。
経営者は、未だに「顧客第一なので、残業をしてでもお客さんの納期を間に合わせるようにしないといけない」と言っている。
過労死を出して、今でも仕事に来れなくなる人を出し続けているクソブラック企業は、それどころでない。
過労なんて言われるけど、実際には企業による人殺しである。殺人企業が仕事をして良いはずがない。未だに仕事のストレスで人を使いつぶしている企業が何寝ぼけたことを言っているのだろうか。
仕事をする前に、罪を償うことが先、再発防止するのが先である。
顧客第一なんて綺麗ごとをいっているけど実際には、経営者が儲ける為の文句でしかない。
従業員目線で見ると顧客第一で仕事をしても欠点しかない。
顧客の希望納期で仕事をすると長時間残業をすることになる。いつでも対応することを求められると仕事が無駄に増える。
低コストですることを求められる。儲からなければ真っ先に従業員の給与を下げられる。無茶な要求をしてくる客を対応するとストレスが溜まる。
顧客から酷い扱いを受けても言い返すこともできない。
顧客第一で仕事をしても従業員にとっては100害あって一利なし。


結婚の予定について聞かれたが、ブラック企業に勤めながら結婚する勇気がない。辞めたら家族が養えなくなる。
結婚したらやめられなくなるので、無茶な仕事をさせられても断ることが出来ない。
ストレスが溜まっても、我慢しないといけないようになる。
家族が出来るとブラック企業に人質として取られて身動きが出来なくなる。


年齢のことも言われた、今の年齢だともっと仕事をして新しいことをしていかないともったいないなんて言われた。
新しい仕事をしても儲けるのは、経営者だけである。従業員は、仕事で負担が増えて自由な時間が無くなるだけだ。
新しい仕事を従業員にさせる前に、給与や労働時間の改善をしないとやりたいとも思わない。
従業員に新しいことをしろと言っておきながら、経営者は年齢を理由に何も新しいことをしようとしない。
本当に虫が良すぎる。

 

経営者と活力アップ面談をしていると、給与を支払わずに仕事を頑張らそうとしているのは伝わってきた。
本当にやる気を出したないなら、もっと簡単な方法があるだろう。
仕事の本質なんて、経営者に労働を提供して給与を貰うに過ぎない。それ以上でも以下でもない。
仕事を多くささせたいなら、仕事に応じて給与を多く支払う仕組みを作ることが先である。
従業員い仕事をして貰ったら、給与で答えるしかない。
今の労働環境では、昇給が無い、手当が無いので仕事をするだけ損でなので、やる気が出ないのは当然だ。
活力アップ面談をしても意味がない。